1064th  善と悪 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

妻は今頃、昨年放送の妖怪人間ベムを観ていますが、このドラマは人間の善と悪の本質がテーマになっています。

ネタばらしになりますが、人間の善と悪が完全に分離してしまった妖怪人間が本物の人間になるには、分離してしまった善と悪を一つに合わせなければならないという話が最終回のオチです。

しかし、この善と悪というものは、何度も描いているように地上の人間が、自己の都合のみで決めているもので客観的な根拠はありません。

戦争は自国の利益を主張しあって、妥協点が無い時に起きる究極の殺し合いです。

それぞれの国のそれぞれの国民は己の善を、正義を主張しますが、そこに根拠など存在していないのです。

日本では正当防衛や緊急避難が法律上認められていますが、それが殺人において裁判で完全な形で認められたことは一度もありません。

どう考えても、相手に殺されるという状況で、身を守るために相手を殺しても、日本の裁判では過剰防衛ということで、正当防衛が完全に認めらたことはないのです。

ある意味、裁判官の怠慢で法律を機能させていないわけです。

しかし、銃社会のアメリカにおいては、いとも簡単に殺人で正当防衛が認められます。

ハロウィーンの時期に自宅を訪ねた人に対して、「動くな。」と言ったところ動いたので撃ち殺したというような日本でも有名な事案でも正当防衛が完全に認められるのです。

アメリカでは完全な正義の人間が日本では悪人として犯罪者になります。

これを霊的な視点で考えると地上の価値観では認められないことが多いのでこのような場では書けません。


さて、このブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、水波霊魂学 早わかり わかりやすい霊魂学 霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」) 霊をさぐる 弁慶と弟子 体験ー死後の世界霊魂学紹介動画(霊魂学1) 霊魂学紹介動画(霊魂学 目に見えない何か)動画霊魂イエス動画ムーの大神人守護霊からの手紙 体験ー死後の世界動画 などをご覧になって頂ければと存じます。

と思わせぶりですので、例えばこんな話はどうでしょう。

小さな女の子の頭に銃を突きつけた凶悪犯が今にも発砲しそうになっています。

その凶悪犯を殺してもアメリカでは緊急避難が認められるでしょう。

日本では認められないでしょう。

もちろん、警察が射殺する場合は別です。

女の子に切迫した危険が迫っているのが明らかだから、アメリカでは殺人者は無罪ですし、恐らく英雄として正義の象徴とされるかも知れません。

さて、霊的な世界から見て、まもなく、テロ事件を起こして何十人と言う人を殺すことが明らかな男がいるとして、その計画とは全く関係がない事で、その男の妻がその男を殺したら、妻は殺人者であり、アメリカでも重い罪になります。

ところが、それを霊的な視点で見たらどうなるのでしょう。

何十人を殺すことが100%確実だったとしたら。

それは、極端な例えだと考えられる方がほとんどだと思いますが、そうではありません。

そんなことが地上では数多く起きているようなのです。

もちろん、僕はその妻の殺人を肯定しているわけでもないですし、地上にいる以上地上の価値観やルールによって社会は維持されていくべきだと思っていますが、真実を知れば、地上の価値観の善悪全くのご都合主義で何の根拠もないものだということが理解できるでしょうという意味でたとえ話をしているのです。

真に人類を救う存在が現れたとしても、人類は恐らくそれを巨大な悪と看做すのではないかと個人的には思っています。

今の人類の都合は、全て救済とは逆のことばかりを選択しています。

よって、救済につながることは全て人類の都合に合わず、悪とされるだと思うのです。

極論や逆説を述べたいのではありません。

そのことはこれまでの人類の歩みと霊的カルマの巨大な蓄積が証明しているのです。

救済を拒否しようが、地上を生き地獄にしようが、全員が下の世界に落ちようが、全ては自由意思に委ねられているのです。


求めよされば与えられん。


求めない人を動かすことは誰にも出来ません。

神霊にもキリストにも高級霊魂にも。

もちろん、僕も人を救うなどと言う大それたことは一度も考えたことがありません。

従って、求めない方に何かを頼まれてもどうすることも出来ません。

それだけでなく、逆に求めない方がストレスの発散のために僕を傷つけようとしても報復したいなどとは一切思いません。

全て自己責任の結果があと数十年もすれば明らかになるだけのことです。

そんなに先の話ではないのです。

大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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