対岸の火事 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

福島の原発がさまざまな意味で大きな被害を出しそうですが、今日は、大震災と原発事故という遠隔地にいる僕のような者にとっての対岸の火事がどうなるかということについて少し書かせて頂きます。

これから書くことは予言でも霊的感性による何かでもありません。

一応、企業経営に携わってきた者として、冷静にこれから数ヶ月で起きるであろうと考えていることを書かせて頂きます。


まず、大震災の収束には、1ヶ月では無理だと思われます。

関心の半分以上は今や原発に向かっていますし、原発近くの地域には行政も関与することに消極的なようです。すでに政治的な判断が行なわれているのでしょう。

原発については、どうなるかなど僕には分かりませんが、近くの農業が破滅的な影響を受けることはほぼ間違いなく、その被害は生命や健康だけにはとどまらないでしょう。

ここまでは、どなたでも想像されると思いますが、僕が心配しているのは、その先の話で、恐らく、これらによって多くの企業が倒産して、失業者があっという間に増えるだろうということです。

まだまだ被災地以外では物資は不足していませんが、問題なのはガソリンや軽油などが極端に不足していますから、物流が機能しなくなるでしょう。

需要があっても供給が出来ないのですから、商売が成り立ちません。

また、娯楽や水商売やギャンブルなど、生きていく上で必須とは言えない商売は、ほとんどがあっという間に倒産します。

更に、これ以上燃料の不足が続けば、被災地救済も何も出来なくなるので、電気を含めてエネルギー関係は、政府が統制下に置くでしょうし、そうしないともう乗り切ることは出来ないと思います。

政府がエネルギーをコントロールすれば、どんなに財界が怒っても、しばらくはまともなビジネスは出来ません。

大企業はそれでもしばらく持ちますが、日本の企業の95%以上は中小企業ですから、もう数ヶ月もすれば、資金繰りが出来なくなってバタバタ倒産するでしょう。

返してもらえないことが分かっているお金を金融機関が中小企業に貸すわけがありませんし、銀行などは、下手すれば徳政令が出るだろうともう予想しているはずです。

近い将来、強制的に債権放棄をさせられることが分かっていて、お金を貸すわけがありません。

今回の件は、日本のどこに住んでいようが、対岸の火事では絶対に終わりません。

エネルギーがコントロールされれば、名古屋だろうと関西だろうと、生きるためにどうしても必要な産業以外は営業が出来なくなってバンバン潰れます。

チェーン店の外食産業など物流が制限されますし、家に食料を備蓄することに必死な人が、外食など余分なことにお金を使うわけがありません。

まして、下手したら稼ぎ手の失業で収入が絶たれるのです。


いずれにしても現政権は社会主義ですから、近いうちに必ず統制経済をひきます。

もちろん、そうしないと復興など夢の夢で、首都圏も大混乱になるでしょう。

後手後手の政権ですから今は目先のことでアップアップですが、首都圏の機能が麻痺しだしたら、慌てて超法規的に統制経済を始めます。


まあ、流石に配給という状態にはならないでしょうが、エネルギーや物流や医療関係やライフライン関係は完全に統制下に置くでしょう。もしかしたら、金融関係もやるかも知れません。

そうなれば、富が均一化されますので、ある意味幸せと言えますが、逆に夢に向かって頑張るという気持ちはなくなりますし、苦労してお金持ちになった人達は絶望するでしょう。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊を知るために 霊魂イエス ムーの大神人 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


実は今日申し上げたいのはこの先の話です。

地上の人間が、生きるだけで精一杯という生活を強いられるようになった時にどうするかです。

アメリカに負けた後の日本は、がむしゃらに経済大国を目指し、残念ながら霊的環境を劣悪化させました。

それが、今のこの状況を招きました。

今度はどうなんでしょうか。

今から復興復興と言っていますが、対岸の火事が自分の足元までやってきた時に人はどうなるでしょうか。

恐らく、肉の本性がむき出しになる方が多いと思われます。

自己保全ですね。

しかし、それは致し方ないと思います。そもそも地上に降りて肉の身体を着たこと自体が罪なのですから、罪人はそのまま罪人の本性を表わすだけのことです。

それはそれとして、大切なのは、己の邪が鏡に映った時に、それを事実としてきちんと受け止めることが出来るかどうかに全てがかかってくるということです。

己の邪を受け止め、己の未熟さを知り、科学の儚さを実感した時に、人は本来考えるべき、地上に生まれたことの意味を考え始めることが出来るのでしょうか。


僕が地上の人達が霊的に目覚めることが出来るラストチャンスが間もなくやってくると思います。

僕は選民思想は持っていません。

しかし、世界で唯一神気が降りているのが日本だとすると、このラストチャンスで日本の多くの人が目覚めれば、それはやがて世界に広まっていく可能性が出てきます。

人類全体の救済も夢ではなくなるのです。

しかし、日本で失敗すれば、その可能性は極めて少なくなると思います。


霊魂学を信じない方は認めないでしょうが、具体的な現象がどうなるかは分からなかったにしろ、このようなラストチャンスが訪れることはかなり前から予想されていたことです。

ある程度修行の段階が進んだ人は、その霊的感性で分かっていたはずです。


日本に生まれ変わった地上の人達の自由意思は、このような形で霊的カルマが解消されることを選びました。

天罰でも何でもありません。

霊的カルマとはこのようなものなのです。

そして、まだまだその解消は終わっていないと思われます。


本当の勝負はこれからです。

邪霊との戦いではありません。

この日本に神霊の気をどれだけ広く降ろすことが出来るかという勝負です。

それが出来るのは霊魂学を学ぶ霊的修行者しかいないのです。

そして、あなたも霊的修行者として歩み始めれば、その瞬間からあなた自身がメシア(救世主)として、本当に意味のある人生を歩み始めることが出来るのです。


本当です。


求めよ。理性を保て。そして、最善を尽くせ。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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