ご利益信仰はなぜ駄目なのか | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

くどいほどご利益を願うことは良くないと書かせて頂いていますが、なぜ、うまくいかない人生で、一つや二つの願い事をするのがいけないのかと納得いかない方が多いのではと思っています。

お金、仕事、恋愛、結婚、離婚、家族、受験、病気、人間関係など地上の人にとって悩みの種は尽きません。

例えば、なぜ、結婚したいと願ってはいけないのかと不思議に思う方が多いでしょう。

なぜ、東大に入って、将来官僚になろうと小さい頃からずっと努力し、大学に行ってからも多くの大学生が遊びほけている間に国家試験の勉強を続けることが良くないと言われなければならないのかと腹を立てる方もおられるでしょう。


もし、一度でもご利益が叶えられてしまうと、ほとんどの人がまた一つ、もう一つとキリなく願い続け、それに依存してしまいます。

人が地上に生まれてきた目的は、さまざまな苦悩に打ち勝って、霊的カルマを解消すことにあるのですから、自らの努力でそれをなそうとせず、自分勝手な地上での価値感で願い事をして、それが叶ってしまったら大変なことになってしまうのです。

誰も霊的進歩向上の為に努力しなくなってしまうからです。

また、一流大学を出て、国を動かすような仕事をしたいと思うこと自体が悪いこととは思いませんが、それほどの努力をするのであれば、まずは人生本来の目的を知り、それを達成する方に力を注いだ方が良いのです。

受験戦争や仕事の出世争いで、念を出しあって、幽体をボロボロにしてしまったら、せっかくの努力も霊的には本末転倒な結果となってしまいます。

特に、世の中の競争は、全てほんのわずかな勝者とその他大勢の敗者という構図になっていますから、勝者というのは、多くの人から妬まれます。

それが霊的に非常に良くないことであることは言うまでもありません。


守護霊や指導霊あるいはその上の高級霊魂は、地上の人の人生が霊的進歩向上に向かっていることを願っています。

目の前のご利益を叶えることが、霊的進歩向上にとってマイナスになるのであれば、それが叶えられることはないでしょう。

もしそのような願望が叶ってしまったら、それは自称神の未熟な霊魂や邪霊と仲良しになっているということの証と言えるでしょう。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊を知るために 霊魂イエス ムーの大神人 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


霊魂学は霊的な事実を追求するものですから、地上の人にとって都合が良いことは教えてくれません。

自分自身の人生は、自分で切り開きなさいと言うのですから、一般的に宗教に求められる癒しが得られることもありません。


しかし、霊的真実を求めて、日々、霊的トレーニング を重ねていくと、少しずつですが、何かが変わってきます。

なぜか、自分の考え方、感じ方も変わってきます。

具体的にどう変わるかは人によってそれぞれでしょうが、真剣に霊的進歩向上のため努力し続けると、確かに何かが変わるのです。

ご利益が叶うことなどありません。

地上の価値感で素晴らしいと言われているものが手に入るわけではありません。

何もかも思い通りに行くわけではありません。

いや、むしろ、その志が高くなれば高くなるほど、何一つ上手くいかないと感じてしまうかも知れません。


ところが、ふと気がつくと以前の自分とは大きく変わっている自分に気がつく時があるのです。

もちろん、霊的修行者は、道半ばの人間ですので、完璧な人間になるわけではありません。

求めるものが、周りの環境が、本質的な何かが見えないところで劇的に変化しているのです。

そしてその変化こそが、本当の幸せにつながるということは言うまでもありません。


蜜の甘さは舐めてみなければ分かりません。

霊魂学は実践あるのみです。

神霊は、奇跡を起こしても地上の人が霊的に目覚めることがないと知り、それではと、地上の人が自ら神霊を感じることが出来る方法をキリストを通じて地上に降ろされたようです。


それが、神伝の法です。

残念ながらその価値を知る人は地上にはほとんどいません。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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