戦うの? | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

世の霊能力者の方々は、日々、人助けのために除霊をしたり、悪霊と対決したりされておられるようです。

「私は、この地上から邪悪な霊がいなくなるよう、人類救済のために立ち上がりました。神よ、私に力を与えて下さい。人々は、日々苦しんでいます。彼らの苦しみを取り除くために、神の力を私に与えて下さい。邪悪なるものを地上から一掃します。」

そう祈っておられる立派な方もいらっしゃるでしょう。


しかし、僕たち、霊魂学を実践する霊的修行者は、邪霊とも未熟な霊魂とも戦いません。

地上の戦争と同じで戦って勝てば、必ず相手は仕返しに来ます。

もっと強い親分を連れてくるのです。

霊魂は死にませんので、際限がありません。

不毛なる戦いです。

邪霊だろうが、地獄の大親分であろうが、皆僕たちの先祖です。

そもそも下層幽界などなかったのが、地上に降りた霊魂の幽体のレベルがボロボロになり、念の攻撃をお互いに繰り返したために、どんどん下の幽界が出来たのですから、上の世界と異なり、下の世界の住人は必ず地上での生活を経験しています。

そのような人達と戦うことには何の意味もありません。

そもそも、彼らは幽体の状態が悪くて、下層幽界に落ちたに過ぎず、そこで念による攻撃で更に幽体が悪くなって、どうにもこうにも上に上がれなくなり、挙句の果てに、こんな風になったのは神が悪いんだと、自由意思を行使して、神を呪い続け、法則を理解して努力して上に上がろうなどと全く考えていないだけで、地上の人間が想像するような悪魔の化身のような存在ではありません。

勿論、地上の人間を全員、地獄の底に引きずりこんで、子分にして、永遠に奴隷のようにこき使ってやろうと思っている霊魂もいるでしょうが、全ての下層幽界の霊魂がそこまで邪悪なわけでもありません。地上にもそんな輩はいくらでもいます。

多くの人たちは、地上でまじめに暮らしていたのに、下の世界に落とされ、生き地獄のような苦しみを味わされ、神も仏もあるもんかと叫びながら、自暴自棄になっているだけなのかも知れません。

自由意思の行使と自己責任の結果というべきですが、かわいそうな人達ではありません。

僕も霊的修行者となっていなければ、どうなっていたか分かりませんし、うぬぼれて落ちてしまえば、そこには底なし地獄が待っているだけなのですから、明日はわが身と言えます。


そのような邪霊たちと戦う必要などありません。

ただ、修行をして己の幽体を成長させればいいのです。

幽体がどんどん成長して、強くて美しいオーラが出るようになれば、邪霊や未熟な霊魂からは一切見えなくなります。

眩しすぎて、何が何だか分からないのです。

そんな相手に戦いを挑むような邪霊は一人もいません。

地上にいくらでもおもちゃに出来る人間が溢れているのに、眩しくて見えないようなわけの分からない相手には絶対にちょっかいをかけることはありません。

相手が何もせず、こちらも何もしなければ、何も起こらないのです。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊を知るために 霊魂イエス ムーの大神人 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


地上での勧善懲悪の価値感は、霊的世界にはありません。いつも書かせて頂いているようにそもそも善悪は地上特有の価値感です。

自分にとって都合が良いものが善で、都合が悪いものが悪です。

それは人によって、国によって、時代によって、常に変化するもので、霊的世界の法則とは全く関係がありません。

邪霊が本当に絶対的な悪であれば、至上の神とまでいかなくても、神霊の方々が、何千年も前に、邪霊を全滅させ、元々なかった下層幽界など一瞬で消滅させておられるでしょう。

神霊が幽質界を作ったとすれば、無くすことも簡単に出来るのです。


映画やアニメの影響を受けて、悪霊退治をして人類の救世主なろうなどと考えたら、絶対にミイラ取りがミイラになります。

間違いありません。

そのような立派な方には、必ず、神だの仏だの天使だの菩薩だのと名乗り、崇高な哲学と誰が聞いても納得できる倫理道徳観を説く、邪霊や宗教かぶれの未熟な霊魂が、事実上の守護霊や指導霊として、一生、側についてくれるからです。

神伝禊法や神伝鎮魂法といった霊的トレーニング を日々実践していれば、自分がメシア(救世主)となって、人類を救うのだという、立派な考えなど沸いてこないのです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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