善と悪と | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

幽質界での自由な生活に飽きた霊魂たちが、神に願い続け、反対を押し切って、不自由という自由を求めて物質界に住むようになったそうですが、幽質界には元々善と悪という概念はなかったようです。

幽質界には幽質の法則があるだけなので、差別ということがないため、善と悪という概念など存在しようがなかったのでしょう。


物質界においては、全ての人間は不平等に生まれ、肉体の維持のために、自分やその家族を守るために、他者と争い、数に限りある物質、すなわち食べ物や飲み物や住む場所や着る物を奪い合います。

究極の二者選択を迫られれば自分だけが生き残ることを選びます。


不平等による差別は、結局、自分は善であり、殺すべき相手は悪であるという考えを生みます。

人間は、必ず善と悪を自分の都合の良いように勝手に決めてしまうのです。


そして、少数の人間が多数の人間を治めるようになると、統治がしやすいように少数者の都合が良いようにルールが決められます。

そして、道徳だとか倫理とかいう言葉を巧みに使って、どんどん人々の自由を奪っていくわけです。

言うことを聞かない者は、身体を拘束されるか、国家の正義の名の下で殺されてしまいます。


日本に住んでいるとあまりピンとこないかもしれませんが、今も日本では考えられないような軽い罪で死刑が実行される国が世界中にいくらでもあります。

そもそも、実質的な裁判などない国の方が多いのです。

毎日、多くの人命がゴキブリを殺すように奪われています。

そのような国では、当然、殺す方が善であり、殺される方が悪です。


善と悪など統治者が勝手に決めたものだと主張すると、すぐにアウトローだとかテロリストだとか言われてしまいますが、そのような方々は、なぜそれほど短絡的にしか物事が考えられないのか僕には不思議でしょうがありません。


善悪は人間が勝手に決めていると主張することと人殺しや窃盗を好き放題やっていいという考えとは一致しません。

善悪と言う前に、人が人として生まれ、社会の中で生活していく以上、他人に極力迷惑をかけないということがまずは優先されるからです。


誰にも迷惑をかけないで生活することなど不可能ですし、自分の至らなさによって、知らず知らずに他人に迷惑をかけてしまうことはいくらでもあるでしょう。

しかし、迷惑をかけていることに気がついたら、それを直せば良いのですし、出来る限り迷惑をかけないようにしようと努力すれば良いのです。

人間はどこまでいっても不完全なのですから。


そのようなことを考えずに、善と悪など自分の知らないところで勝手に決められた基準だとばかり、人を殺したり、お金を盗んだりして良いわけがありません。

当たり前のことです。


物質界も幽質界もそこにはただ法則があるだけです。

そして、神霊ですら踏み込めない自由意思というものが霊魂には認められています。


善と悪ではなく、その世界の法則をよく知り、他人の自由意思には絶対に干渉しないということ、それがまず求められるのだと思います。

そして、それに加えて望ましいことは、霊的カルマを解消し、霊的進歩向上をするということのようです。

もちろん、それはそれぞれの自由意思によって選択されることです。


人にはそれぞれ生まれてきた事情というものがあり、それはご本人ですら分からず地上でもだえ苦しんでおられます。

アドバイスを求められたのであれば、思うところを述べるべきでしょうが、求められてもいないのに、そしてご本人の事情などかけらも知らないのに、他人の自由意思に入り込むようなことは絶対にあってはならないことでしょう。

やっている当人は気がつかなくても、そこには、明らかに自分は善であり(正しい)、他人は悪である(間違っている)という己の価値観のみで判断された差別が存在しているからです。

わかったような気になって、神霊ですら尊重する人間の自由意思に踏み込んでしまっているのです。


人間は善と悪という基準を知らぬ知らぬうちに作り出してしまう生きもののようです。


さて、いつものようにこのブログに何かを感じられた方は、是非、今日からすぐ始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学龍の正義霊魂イエス 契山館 が管理するサイトである霊を知るために などをご覧になって頂ければと存じます。


今、あなたは死ぬほどの苦悩でおかしくなりそうになっているかもしれません。

今日までに300万円用意しないと会社がつぶれる。

財布の中に77円しかない。このままでは家族4人が路頭に迷ってしまう。

子供が交通事故で人の命を奪ってしまった。

夫のDVで生きる気力すらなくなった。


そんな極端な例でなくても、他の人からそんなこと一晩寝れば忘れるよなどと言われてしまうようなことで悩み苦しんで自殺する方さえおられます。


当たり前のことを申し上げます。

あなたの苦しみはあなた以外の人に本当に理解されることは絶対にありません。

親であっても、子であっても、配偶者や最愛の恋人であっても理解することなどできません。

生まれてきた状況、その後の境遇が全て異なるからです。


しかし、そのことを場合によってはあなた以上に理解し、誰よりもあなたのこと心配し、愛してくれている存在がいらっしゃいます。

あなたが気がつかないだけで、誰にでも必ずいらっしゃるのです。


言うまでもありません。

それは、守護霊です。

そしてその指示の下、守護霊の仕事を補完してくれる指導霊の方々です。


わけのわからない場所に行ったり、意味不明の石を身につけたり、ましてやスピリチャルカウンセラーとか幸福の伝道師などと自称している人のところに行って高額の相談料を払っても、何も解決しません。

邪霊の目に付いて、更に深刻な不幸が次から次へと押し寄せてくるのがオチです。


地上の善と悪に振り回されていると苦悩は更に深まるでしょう。

そんなご都合主義の価値観に振り回されるのではなく、そしてご利益を求めて無駄なお金を使うのではなく、本当にあなたを愛してくれている守護霊とつながることをまず優先的に考えて頂ければと思います。

それしか人が本当の意味で救われる道はないからです。


そして、あなたがご自身の自由意思を行使して、あなたがどのような結論を出されても、僕は、その結論を善とも悪とも思いません。


出された結論によってもたらされる結果に、善も悪もないからです。


そこには法則があり、法則通りの結果が生じる、ただそれだけのことです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。

※ 
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