2019高知県知事選挙に思う | kujiraのブログ くじらのブログ クジラのぶろぐ くじらのBLOG

2019高知県知事選挙に思う

昨日2019年11月24日投開票の高知県知事選挙が終わった。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191124/k10012189611000.html

結果は、自民公明が推薦した元総務省総括審議官の浜田省司氏が、野党の立憲民主、国民民主、共産、社民4党が支援した候補を破って当選した。
▽浜田省司、無所属、17万3758票。
▽松本顕治、無所属、11万1397票。
投票率は2番目に低い、47.67%。

浜田氏は自治省・現在の総務省に入り、大阪府の副知事や大臣官房総括審議官などを務めた官僚OB。
松本氏は共産党県委員。

私は結局投票に行かなかった。
理由はいくつかある。

1 松本氏の政策があまりにもお粗末で、県政を担う気概は感じられなかった。
2 野党側は、「年配者に拒否反応の強い人が多い共産」の松本氏でなく、立憲民主、国民民主から、或いはまったく無所属の候補を出すべきだった。
3 しかし地方にほとんど足腰を持たない野党側から立候補する人材は見つかりにくい。

つまり勝てない。

4 前職の後継候補浜田氏は官僚OBが利権をたらいまわしにする事を日本に蔓延らせる象徴のような存在に見える。
5 当たり前のように利権に群がる自公が支援する。

勝ちは間違いない。

また更に、高知県も衰退の道を進むし、日本の衰退も止まらない政治が4年間続くわけだ。
ますます日本も日本人も救い難くなる。

解っていても積極的に動くほどの実力もないから、体力を温存するしかない。

私にとっては、10月に候補を担ぎ出すことも候補になることもできなかったから、仕事でもした方がましという結論になってしまった。
ふがいない自分を認めつつ、次までに何ができるか、できるところまで準備を始めるしかない。