きょうから2026年度の
無学年計算特訓クラス「サタプロ」がスタートしました。

シンプルな反復練習。
これ、学校では以前に比べてぐんと減ってきています。

もちろん、それでも十分な子もいます。
塾でも宿題として反復練習は出していますし、
それでしっかり力をつけている子も多いです。

でも一方で、
「もう少し練習する機会があれば…」
そう思う子がいるのも事実です。

高学年や中学生になってから
勉強に自信をなくして塾に来てくれる子たち。

その多くは、
“理解不足”ではなく、練習不足です。

ほんの少しの積み重ねがあれば、
つまずかずに進めたはずなのに──
そう感じる場面を、これまで何度も見てきました。

だからこそ、サタプロがあります。

塾生だけでなく、
申込みさえあれば誰でも参加できる形にしているのもそのためです。

この塾のためだけではなく、
この街の子どもたち全体の基礎学力を底上げしたい。

その結果として、
うちの塾に通っている子たちの学習環境も、
もっと良くなっていくと考えています。

出し抜くことや、
マウントを取ることを教えるのではなく、
みんなが学べるようになること。

それが、ぼくのやりたい教育です。

まだ今のところは、
塾生のお友だちが中心ですが、

誰でも大歓迎です。

土曜日の朝は、計算する日。

そんな文化が、この街に根づいてくれたら、
これ以上うれしいことはありません。

 

 

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は小学校の入学式。
あいにくの雨の中でのスタートとなりました。

今年も来賓として出席させていただきましたが、
校門前の看板の前で写真を撮る、あの“いつもの光景”はほとんど見られませんでした。

例年なら、順番待ちができるくらい並んで、
ギリギリまで写真を撮っている姿があるのですが、
今日はそれが一人もいない静かな校門。

夕方には晴れてきたので、
「もう少し早くあがってあげてほしかったなぁ」
なんて思いながら帰りました。

大きな体育館にドキドキしながら入る姿。
保護者の姿を見つけて、パッと顔が明るくなる瞬間。

足が届かないイスに座って、
一生懸命前を向いて話を聞く姿。

どれも、毎年見ているはずの光景なのに、
やっぱり特別な“はじまりの風景”だなと感じます。

そして、毎年の“あるある”ですが、
国歌斉唱で大人がみんな歌っているのを、
不思議そうに見ている子どもたち。

「この曲、なに?」
「なんでみんな歌えるの?」
そんな顔をしているように見えて、
思わず微笑んでしまいます。

そして、これは少し個人的な話ですが、
実は今日、僕の誕生日でもあります。

来賓席に座っていると、
毎年どなたかが「おめでとうございます」と
声をかけてくださいます。

入学式の日と重なることが多いので、
新1年生と一緒に、自分も祝ってもらっているような、
そんなちょっと特別な一日です(^^)



これまで自分のタイミングで動いていた子どもたちが、
これからはみんなと同じ流れの中で動いていくことになります。

最初は戸惑うことも多いと思います。
教室に入りづらくて、泣いてしまう子も、毎年見かけます。

でも、その時間も含めて、
少しずつ「学校」という場所に慣れていく。

その姿を見ていると、
来年の3月にはまた違った顔になっているんだろうなと、
毎年感じさせられます。

この小学校の子たちとは、
これから週に2〜3日は顔を合わせることになります。

ここから始まる6年間。

楽しいことも、しんどいことも含めて、
この場所が、
たくさんの思い出ができる
大切な居場所になってくれたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

新年度がスタートしました。

小中学校も始業式を迎え、
いよいよ2026年度の始まりです。

この時期になると、
「今年は頑張ろう」
「新しく何か始めよう」
そんな気持ちになる人も多いと思います。

でも、ぼくが一番大事にしてほしいのは、
少し地味かもしれませんが、

「続けること」です。

特別なことじゃなくていい。
むしろ、“当たり前のこと”を、当たり前に続けること。

これが、いちばん難しくて、
いちばん力になると思っています。

そんなことを改めて感じたのが、
昨日の新小学2年生の授業でした。

秀英館では、いちばん最初の国語の授業で、
毎年必ずやることがあります。

それが、
「消しゴムの使い方」です。

えんぴつでマス目を塗りつぶして、
指示されたマスだけを消していく。

最初は大きなマスから始まり、
だんだんと小さくなっていきます。

マスが小さくなると、
消しゴムも大きく動かせません。

どうやったら、きれいに消せるか。
まわりを間違って消さないためにはどうするか。

ゲームのように楽しみながら、
少しずつ“くふう”を考えていきます。

「そんなこと、やる必要あるの?」

そう思われるかもしれません。

でも、小学生のテストを見ていると、
きちんと消せていないことで
計算を間違えてしまう子は本当に多いです。

また、鉛筆や消しゴムの使い方が乱雑なまま高学年になると、
物事にていねいに取り組む力や集中力にも影響してきます。

だからこそ、低学年のうちに、
こうした“当たり前のこと”を
きちんと身につけていくことが大切だと考えています。

秀英館では、小学2年生は1クラス3人まで。

ゆっくりでもいい。
でも、確実に。

当たり前のことを、当たり前に続けられるように、
しっかりとサポートしていきます。

新年度のスタート。

何か特別なことを始めるのもいいですが、
まずは、

「続けること」

を意識してみてください。

小さな積み重ねが、
1年後には大きな力になります。

2026年度も、
一緒にコツコツ積み上げていきましょう。

 

 

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は市内の公立高校の始業式・入学式。
いよいよ、新しい1年が始まりました。

そんな前日の昨晩。
ぼくは、あることに追われていました。

娘の教科書の名前書きです。

完全に忘れていて、気づけば深夜。
「何冊あるねん!」と思いながら、ひたすら名前を書く時間でした。

高校生になると、教科書の量も一気に増えますね…。

でも、この名前書き、
じつは小学校1年生のときから、ずっとぼくがやっていることなんです。

もともとは、ぼく自身がそうだったから。

子どものころ、教科書にはずっと、じいちゃんが名前を書いてくれていました。
その時間に、何気ない会話をしていたことが、なんだかすごく記憶に残っていて。

だから、自分の子どもにも、同じような時間を持てたらいいなと思って始めました。

正直、高校生になっても頼んでくれるとは思っていなかったので、少し驚きましたが、
あと1年、この時間を続けられたらいいなと思っています。

「父と娘の時間は短い」なんて、よく言われますが、
ありがたいことに、我が家は今もそれなりに一緒に過ごす時間があります。

娘は今でも、ぼくの仕事部屋で勉強しています。

ただ、会話は昔に比べると、ずいぶんあっさりしたものになりました。
それでも、同じ空間で過ごす時間には、やっぱり意味があるように思います。

そんなことを考えながら、名前を書いていると、
ふと、自分の高校時代のことを思い出しました。

もし「過去に戻れるならいつがいい?」と聞かれたら、
ぼくは迷わず、高校時代を選びます。

それくらい、毎日が濃くて、楽しかった。

学校へ行って、部活に行って、
部活が終わってもまた集まって、
休みの日も、長期休みも、ずっと一緒。

寝る時間を削ってでも遊んでいたし、
何をするにも、誰かと一緒でした。

あの時間は、間違いなく、人生の中でも特別な時間です。

だからこそ、思うんです。

高校の3年間って、本当にあっという間です。

楽しいことも、しんどいことも、
勉強も、友だちとの時間も、
恋も、挑戦も、

全部を詰め込まないといけない時間。

気がつけば、すぐに終わってしまいます。

だから、これから始まるこの1年、そして3年間を、
どうか大切にしてほしい。

特別なことじゃなくていい。

ただ、目の前の時間を、ちゃんと生きること。

その積み重ねが、あとで振り返ったときに、
「いい時間だった」と思えるものになるはずです。
 

 

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

兵庫県朝来市で、今年度から4月の小・中学校を「5時間授業」にするというニュースを見ました。

進級や進学で環境が大きく変わる4月。
その時期に、子どもたちの負担を少しでも軽くしようという考え方には、ぼくは賛成です。

特に新入生にとって4月は、
教室も先生も友だちも変わる、
気持ちの上ではかなり大きな変化の時期です。

大人でも、
職場が変わる、
人間関係が変わる、
生活リズムが変わる、
そんな時期はしんどい。

子どもたちなら、なおさらです。

だから、
最初からフルスロットルではなく、
少しずつ新しい環境になじんでいく。
段階的に時間を増やしていく。

これは、とても理にかなっていると思います。

ただ、そのニュースを見ながら、
同時に思ったこともありました。

それなら、
長期休業のあり方も、もう少し見直していいのでは?
ということです。

たとえば昔は、
夏の暑さや冬の寒さの中で、
今ほど校内環境が整っていなかった時代がありました。

でも今は、
少なくとも西宮では、すべての学校に冷暖房が入っています。
おそらく体育館も含めて、以前より環境はかなり改善されています。

もちろん、
雪国のように気候や安全面の理由で長い休みが必要な地域はあると思います。
でも、少なくとも全国一律に
「長期休業はこれくらい必要」
と考える時代では、もうないのかもしれません。

むしろ大事なのは、
子どもたちの生活リズムを大きく崩さないことではないでしょうか。

春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休み……
休みが長くなるたびに、
早寝早起きのリズムが乱れたり、
勉強のペースが止まったり、
学校モードに戻るまでに時間がかかったりする。

子どもによっては、
「休めてうれしい」よりも、
「戻るのがしんどい」の方が大きくなることもあります。

だったら、
休みを一か所に集中させるのではなく、
うまく分散させる考え方もあっていい気がします。

たとえば、

春休みは2週間
GWあり
夏休みは2週間
秋休みは1週間
冬休みは2週間

そんなふうに、
年間の休み方を分散させる方が、
生活のリズムを守りやすい子もいるはずです。

学校が始まるこの時期、
まず大事なのは、
勉強の中身そのものより、
学校へ行く時間に起きること、
朝ごはんを食べること、
決まった時間に動くこと、
そういう「生活の土台」を整えることだと思います。

だからこそ、
4月しばらくの5時間授業は、
子どもたちにとって良い工夫だと思います。

でも同時に、
その考え方を4月だけで終わらせず、
長期休業のあり方にまで広げて考えてあげてほしい。

子どもたちに必要なのは、
頑張らせることだけではなく、
無理なく続けられるリズムをつくること。

学校の時間割も、休み方も、
その視点でもっと柔軟に考えられるようになればいいのにな、と思いました。

高校は明日が始業式。
小中学校は明後日が始業式。

いよいよ新学期が始まります。

まずは、
元気に起きること。
学校へ向かうこと。
新しい毎日に少しずつ慣れていくこと。

4月は、それだけでも十分立派なスタートです。

 

 

 

かまたメガネ