新学期が始まって、まだ数日。
少し気が早いようにも思われるかもしれませんが、
3学期は早速、オンライン自習を再開します。

 

いちばんの理由は、もちろん受験生たちのため。
この時期、勉強の「場所」や「時間」が揺らぐことは、
そのまま不安につながります。


だからこそ、いつも通り集まれる場所を、
きちんと用意しておきたいと思っています。

 

 

ただ、オンライン自習は、受験生だけのものではありません。

 

3学期は、意外なほどあっという間です。
行事も少なく、気がつけば学年末。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、
時間だけが先に進んでしまうことも少なくありません。

 

 

特に年末年始明けは、
大人も子どもも、生活のペースが大きく崩れがちです。


夜型になったり、
「今日はまあいいか」が続いたり。
それは自然なことですが、
放っておくと、そのままズルズル行ってしまいます。

 

 

勉強の習慣というのは、
最初から前向きでなくてもいいと思っています。

 

「やりたくて仕方ない」
「自分から進んで」
でなくてもいい。

 

最初は
「強いられて仕方なく」
でも、十分です。

 

決まった時間に机に向かう。
画面越しでも、同じ空間に集まる。


その小さな積み重ねが、
やがて“当たり前”になっていきます。

 

 

習慣は、一度壊れると戻すのに時間がかかります。
だからこそ、壊れきる前に、
できるだけ早く、日常を取り戻す。

 

 

3学期は短い。
だからこそ、スタートが大事。

今年も、
一歩ずつ、静かに、積み上げていきます。

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

私事ですが、
きょうは娘の誕生日です。

 

うちの娘は、

予定日より1か月以上早く生まれました。
小さく生まれ、
1か月検診では体重が足りず、
妻は心配で夜も眠れないほど悩んでいました。

 

あの頃は、
とにかく大きくなってくれること。
それだけで、他には何もいらないと思っていました。

 

赤ん坊の頃は、
「できること」なんてどうでもよくて、
「生きてくれている」
「少しずつ大きくなっている」
それだけで、毎日がうれしかった。

(いまは、普通より体も態度も大きいかもしれませんが……💦)

 

それでも、

親にとって子どもは、ずっと子どもです。

 

小学校に入ったら入ったで心配し、
中学校に入ったら入ったで心配し、
もう高校生になったというのに、
いまだに心配は尽きません。

 

 

きっと、子どもたちから見れば、
大人は
「あれしなさい」「これしなさい」
と口うるさい存在に映っていると思います。

 

うるさいな。
放っておいてほしいな。


そんなふうに感じることも、きっとあるでしょう。

 

でも、分かってほしいのは、
その言葉の奥にあるのは、


「ちゃんと育ってほしい」
「困らずに生きてほしい」


という、不器用な願いだということ。

 

幼いころと比べて、
伝え方は変わったかもしれないけれど、
成長を喜ぶ気持ちは、今も同じです。

 

だから、歳を重ねるたびに、
大人になっていく我が子を、
親はみんな、心から喜んでいます。

 

 

一生、言い続ける
「あれしなさい!」「これしなさい!」の
究極形を送ろう。

 

 

「幸せになりなさい」

 

 

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ラストスパート編〜

受験生、
中学3年生の年始1回目の授業は、
毎年、同じ話から始めます。

「あけましておめでとう」

今年は、
君たちには、
たくさんの「おめでとう」を言うことになる。

「あけましておめでとう」
「卒業おめでとう」
「合格おめでとう」
「入学おめでとう」

でもね、と続けます。

この中でも、
「合格おめでとう」と「入学おめでとう」は、
人によって、受け止め方が
違ってしまうかもしれないよね。

だから、ここから先の数か月は、

この
「合格おめでとう」
「入学おめでとう」

この2つを、
心の底から喜べるものにするための時間だ。

そう話しています。

毎年話しているので、
去年、先輩たちに話しているのを聞いていた子は、
少しニヤつきながら聞いていましたが、
これは、ぼくの本心です。

「おめでとう」は、
言う側も、
受け取る側も、
心の底から感じられることが、いちばん大事。

そのためのラストスパートが、
彼らと過ごす、残りの数か月です。

スタートダッシュも、
ラストスパートも。

どちらも、
「今」だけを見ているわけではなく、
その先を見据えた時間です。

今年もまた、
大事な時間が始まりました。

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

〜スタートダッシュ編〜

きのうから授業は再開しましたが、
ぼくは月曜日の担当授業がないので、
きょうが事実上の“しごと始め”でした。

初日のきょうは、
・きょうから新学年、新・中学1年生になった小学6年生
・そして中学3年生

いわば、
「スタートダッシュ」と「ラストスパート」の1日。

今回は、この2つを
2回に分けて書こうと思います。

まずは、
スタートダッシュの新・中学1年生の話から。

きょうから数学が始まりましたが、
そのために年末、予習の宿題を出していました。

塾生生活の中で、
「予習」を宿題にするのは、たった1回だけ。
後にも先にも、これ1回きりです。

だから毎年、
「ちゃんとやって来られるかな……」
と、内心ドキドキしています。

が、今年もほぼ全員、準備万端で来てくれました。

その中で、少しうれしい場面がありました。

予習とはいえ、
早く来て答え合わせをしなければいけないわけでもないし、
もちろん、初回なのでテストもありません。

それでも、授業の1時間前には
すでに数人が塾に来ていました。

自分で買ってきた
「まんがでわかる」系の数学の本を読んでいる子。
塾に置いてある
「中学生になったら……」といった本を読んでいる子。

勉強の予習だけでなく、
気持ちも“中学生”に向けて準備を始めている姿が、
とても頼もしく感じました。

全員がそろい始めると、

「予習やってきた?」
「オレ、全然やってないわ〜」

なんて言いながら、
問題を出し合っている姿も。

聞いていると、
「いやいや、結構ちゃんとやってるやん」
と思う子ばかりで、
こちらがうれしくなってしまいました。

中学校が始まる前に、
3か月ほど先取りをする理由。

それは、
入学してすぐ、
勉強で不安にならないようにするためです。

新しい環境で、
何もかもが初めての中、
せめて勉強だけは
「知っている」「わかる」状態で迎えられるように。

スタートダッシュは、
勉強のためだけではありません。

気持ちのスタートダッシュでもあるのです。

 

 

かまたメガネ

 

きょうから授業再開。
月曜日のきょうは、まだ中学生のみですが、
1週間ぶりに会えた彼らの姿はとても懐かしく、
みんな本当にいい顔をしていました。

 

年末年始を挟んだこの時間は、
大人も子どもも、どこか落ち着かない日々になりがちです。
 

それでも、こうしてまた同じ場所に集まり、
同じ時間を過ごせることは、決して当たり前ではないなと感じます。

 

きょうから、また一歩ずつ。
あわてず、ゆっくり、ていねいに
足あとを残していこうと思います。


何年か先、
その進んできた道のりを振り返ったときに、
胸を張って「よくやってきた」と言えるように。

 

 

かまたメガネ