〜ラストスパート編〜

受験生、
中学3年生の年始1回目の授業は、
毎年、同じ話から始めます。

「あけましておめでとう」

今年は、
君たちには、
たくさんの「おめでとう」を言うことになる。

「あけましておめでとう」
「卒業おめでとう」
「合格おめでとう」
「入学おめでとう」

でもね、と続けます。

この中でも、
「合格おめでとう」と「入学おめでとう」は、
人によって、受け止め方が
違ってしまうかもしれないよね。

だから、ここから先の数か月は、

この
「合格おめでとう」
「入学おめでとう」

この2つを、
心の底から喜べるものにするための時間だ。

そう話しています。

毎年話しているので、
去年、先輩たちに話しているのを聞いていた子は、
少しニヤつきながら聞いていましたが、
これは、ぼくの本心です。

「おめでとう」は、
言う側も、
受け取る側も、
心の底から感じられることが、いちばん大事。

そのためのラストスパートが、
彼らと過ごす、残りの数か月です。

スタートダッシュも、
ラストスパートも。

どちらも、
「今」だけを見ているわけではなく、
その先を見据えた時間です。

今年もまた、
大事な時間が始まりました。

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

〜スタートダッシュ編〜

きのうから授業は再開しましたが、
ぼくは月曜日の担当授業がないので、
きょうが事実上の“しごと始め”でした。

初日のきょうは、
・きょうから新学年、新・中学1年生になった小学6年生
・そして中学3年生

いわば、
「スタートダッシュ」と「ラストスパート」の1日。

今回は、この2つを
2回に分けて書こうと思います。

まずは、
スタートダッシュの新・中学1年生の話から。

きょうから数学が始まりましたが、
そのために年末、予習の宿題を出していました。

塾生生活の中で、
「予習」を宿題にするのは、たった1回だけ。
後にも先にも、これ1回きりです。

だから毎年、
「ちゃんとやって来られるかな……」
と、内心ドキドキしています。

が、今年もほぼ全員、準備万端で来てくれました。

その中で、少しうれしい場面がありました。

予習とはいえ、
早く来て答え合わせをしなければいけないわけでもないし、
もちろん、初回なのでテストもありません。

それでも、授業の1時間前には
すでに数人が塾に来ていました。

自分で買ってきた
「まんがでわかる」系の数学の本を読んでいる子。
塾に置いてある
「中学生になったら……」といった本を読んでいる子。

勉強の予習だけでなく、
気持ちも“中学生”に向けて準備を始めている姿が、
とても頼もしく感じました。

全員がそろい始めると、

「予習やってきた?」
「オレ、全然やってないわ〜」

なんて言いながら、
問題を出し合っている姿も。

聞いていると、
「いやいや、結構ちゃんとやってるやん」
と思う子ばかりで、
こちらがうれしくなってしまいました。

中学校が始まる前に、
3か月ほど先取りをする理由。

それは、
入学してすぐ、
勉強で不安にならないようにするためです。

新しい環境で、
何もかもが初めての中、
せめて勉強だけは
「知っている」「わかる」状態で迎えられるように。

スタートダッシュは、
勉強のためだけではありません。

気持ちのスタートダッシュでもあるのです。

 

 

かまたメガネ

 

きょうから授業再開。
月曜日のきょうは、まだ中学生のみですが、
1週間ぶりに会えた彼らの姿はとても懐かしく、
みんな本当にいい顔をしていました。

 

年末年始を挟んだこの時間は、
大人も子どもも、どこか落ち着かない日々になりがちです。
 

それでも、こうしてまた同じ場所に集まり、
同じ時間を過ごせることは、決して当たり前ではないなと感じます。

 

きょうから、また一歩ずつ。
あわてず、ゆっくり、ていねいに
足あとを残していこうと思います。


何年か先、
その進んできた道のりを振り返ったときに、
胸を張って「よくやってきた」と言えるように。

 

 

かまたメガネ

 

きょうから、ぼくはひと足先に始動です。

毎年、授業再開の前日には、
準備のために塾へ行くのですが、
今年は少し気合が入りすぎて、午前中から行きました。

やる気満々です(^^)

年末年始を挟むこのお休みは、
子どもたちにとっても、大人にとっても、
意外と慌ただしい時間です。

ゆっくり休めたかというと、
そうでもない、という人も多いのではないでしょうか。

子どもたちにとっては、
自由度の高い夏休みのほうが好き、
という子が多いのも、正直なところです💦

それでも、
「新しい年を迎える」というこの感覚は、
やっぱり特別なものだなと思います。

昔から続いてきた、お正月の過ごし方や文化。
形は少しずつ変わっても、
その空気感や意味は、大切にしていきたい。

子どもたちにも、
このお正月という時間が、
これから先も、ちゃんと受け継がれていってほしいな、
そんなことを思います。


さて、あしたは月曜日。

今回の休み明けは、
いきなり最初から、がっつり1週間です💦💦

お正月で少し重たくなった体を、
しっかり動かしながら、
2026年の日常を、また積み重ねていこうと思います。

 

 

 

かまたメガネ

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も家から一歩も出ずに、結局まだ
実家への行き帰りの道の十数分間しか、今年になって外に出ていません。

でも、その分、しっかりと充電はできました。

年末のうちに、新年1週目の授業準備はすべて済ませていましたし、
子どもたちにおすすめしてもらったアニメやドラマも、この休み中に一気見。
(これはかなりの量だったので、なかなかの達成感がありました💦)

同じ「1週間の休み」でも、
正月休みは、夏休みとは少しちがいます。

なんだか、腰が重い。

寒さのせいもあるけれど、
どうしても「新年最初の」「今年初めての」という言葉が頭に浮かんで、
いい加減にできないな、と身構えてしまいます。

でも、その分、この休みは
ゆっくり考える時間としては最適でした。

最近、
「世の中が劇的に変わっていく」
そんな話題を耳にすることが増えました。

今までの常識にとらわれていると生き残れない、
なんて言われると、正直、焦ります。

そして、子どもたちの未来を預かるぼくたちは、
自分のことだけでなく、子どもたちのことも考えなければならない。

これが、なかなか難しい。

教育の世界は、社会の変化に対して、
決して敏感とは言えません。
社会が大きく変わってきてから、ようやく動き出すことも多い。

だからといって、先走りすぎると、
今度は子どもたちが面食らってしまう。

この「ちょうどいい塩梅」を探るのは、
本当に頭を使います。

受験競争はいずれ終わる。
それは、子どもの数が明らかに減っている以上、間違いありません。

2026年以降、大学受験者数は、
進学率が大幅に上がらない限り、募集定員を上回らない。
いわゆる「大学全入時代」は、ここからさらに進んでいくそうです。

ただ、それが今年から急に変わるわけではありません。
しばらくは今の状態が続きながら、
偏差値や学歴の考え方は、少しずつ、毎年変わっていく。

そして、AIの普及によって、
求められる能力が大きく変わる日も、そう遠くはない。

それを感じ取っている教える側の人もいますが、
まだ決して多くはありません。
中には、必死に自分の立場を守るための話をする人もいます。

ただ、ひとつだけ、確信していることがあります。

人は、人と共に生きていく。
だから、だれかを大切にできる人であること。
だれかと協力できる人であること。

これは、これからも変わらず大切なものだと思っています。

ぼくたちは、
人と人がうまく交われる居場所であり、
みんなで競い合える学びの場であることに変わりはありません。

だから、それを
その時々で最適な形に、少しずつアップデートしていけばいい。

今年も、やることは決まっています。
明日から、またそれを頑張るのみです!

 

 

 

かまたメガネ