「ずっと」「もっと」笑顔に…
心を動かすプロジェクト
高齢者向け出張カフェ 空-クゥ-の
寺川です
今日も 見てくださり
ありがとうございます
バイスティクの7原則 の 続きです
今日は ④ 受容 について書きます
①個別化
②意図的な感情表出
③統制された情緒的関与
④受容
⑤非審判的な態度
⑥クライエントの自己決定
⑦秘密保持
クライエントが
自らの問題に向き合い
解決に向けて行動できるように
支援するときに 用いられる技術なのですが
福祉の現場以外でも
ふつうに使える気がするので
いろんな方に知ってもらえたらなぁ…って
思います
前回の①〜③は3日さかのぼって
見てみてくださいね
④受容
他者のありのままを受けとめること。
どんな問題を抱えていても
表現が うまくできなくても
その人を価値ある人、
尊厳ある人として 受けとめること。
だと理解しています
人は生まれながらにして
みんな 価値ある存在なのです
そして人はもともと
さまざまな感情を表現したい
というニーズがある一方で
表現することを ためらっていることも多いようです。
話を聴く側の人間が
「ありのままのあなたを受けとめますよ」
という姿勢を続け、
話す人が 話してもいいんだ〜っていう
安心感を持てた時に
やっと 感情の表現ができるのです。
補足になりますが、「受容」 と 「許容」は
少し違う意味だと言われています。
少し極端な話になりますが…例えば…
法を逸脱した行為や態度そのものまでを
受けとめなさい ということでは ありません。
逸脱した行為は決して 許してはいけないことです。
それを 許容したり容認する
という意味ではありません。
ただ、その行為を行ってしまった背景には
その人自身が抱えている問題が
存在したかもしれません。
その人が なぜそのような行為に至ったのか、
辛い思い、悔しい思いなどを含めて
受け止めていくこと。
これが受容 だと理解しています。
人には 生まれながらにしての悪人はいません。
それに至るには
なんらかの理由があるし
行為には なんらかの (隠された)目的があります。
↑あ、これはアドラー心理学からの観点です
少し 話がずれちゃいましたが…
③受容は
その人を 価値ある1人の人として
尊厳ある 1人の人として
ありのままを受けとめること
↑先日から書いている①〜③にも リンクしますね。
また 改めて書きますが
①〜⑦は 単独で存在するものではなく
それぞれの原則がつながっていたり
重なりあったりしているイメージです。
次は⑤非審判的な態度について書きますね
あっというまにクリスマスだ