赤ちゃんが生まれて1か月になる数日前。
よんちゃんが亡くなった日から、1000日を迎えました。
その日は、ちょうど10年前、夫と結婚式をあげた日でした。
夫とカレンダーを見ながら、
悲しいね。
なんのめぐり合わせなんだろうね。
と、話しました。
夫と結婚式をあげた日。
私たち夫婦が、たくさんの大事な方々に囲まれ、人生で一番の祝福を受けた日。
記念すべき10年後のこの日に、こんなに悲しい気持ちを抱くことになるとは、夢にも思わなかった。
このブログを再開した時。
私は、ちょうど、よんちゃんが亡くなってから900日と書いていた。
もう、あの日からも100日が経った。
この100日も本当にいろいろとあった。
でも、過ぎてしまえばあっという間だった。
もう、そんなに経過したのかと思う。
妊娠、出産時に起きたたくさんの不安材料は何処へやら。
生まれてきた赤ちゃんは特に大きな問題もなく、すくすくと健やかに育っている。
大きさも、あっという間によんちゃんを超えた。
日々、くるくると表情を変えながら成長している。
私の体調も順調に回復している。
赤ちゃんが我が家にやってきてくれたお陰で、ずっと停滞していた何かが動き出しているのを感じる。
それ自体に対する喜びは、確かにある。
でも、そんな中で、よんちゃんは1000日前から何も変わらず、ずっと、ポツンと、同じ場所に眠っている。
新しい生活も落ち着いてきたころ。
赤ちゃんを抱きながら、寝かしつけをしていた時。
私の腕の中で、うつらうつらとしている赤ちゃんを見ていたら、涙が出てきた。
よんちゃんは、お腹の中で、こうやって亡くなっていったのかなぁって、考えた。
死産後に対面したよんちゃんは、冷たくて、顔色が悪かった。
でも、とても可愛らしくて、穏やかな顔をしていた。
今、私の腕の中いにる、温かい赤ちゃん。
その、眠りにつく姿と、生命が尽きてゆく姿が重なってしまい、赤ちゃんを抱きながら、ポタポタが涙と溢れてきた。
心の奥深くにある、悲しい気持ち。
これからもずっと、大事に大事に抱きながら。
空を見上げて、生きていけたら良い。