かかりつけ医の退院日は1月3日に決まりました。
入院中は、毎日、助産師さんが交代する度に会いに来てくれました。
皆さん、再会の瞬間はとても素敵な笑顔で「良かったね!」と言いながら部屋に入ってきてくれて、私もとても幸せな気持ちになりました。
改めて、良かった。
無事に産めて良かった。
と、この出産の喜びを噛みしめる事ができました。
毎日、助産師さんから丁寧におっぱいケアもしてもらい、パンパンに張って辛かった胸の調子も少しずつ整ってきました。
かかりつけ医での入院生活は、本当に穏やかで身も心もゆったりと癒やす事ができる日々でした。
妊娠期間から産後まで、ずっとお通じも悪く、お腹の不快感が続いていましたが、転院したその日からそれもすっかり解消されて、なんだかんだ、ストレスもあったんだろうなぁなんて感じたのでした。
私が入院中は、かかりつけ医はお産も少なくて、入院されている方も僅かであったため、助産師さん達も時間がゆっくりあり、いろいろとお話をする時間も多くありました。
その中で、(当然ながら)総合病院担当医の先生の話にもなったのですが、ある助産師さんは、先生の出産時の言動について「医療従事者としてあり得ない。」と怒ってくれて、なんだかとても救われました。
また、偶然にも担当医の先生と長い付き合いのある助産師さんもいらっしゃって、先生のお人柄について教えていただくことができました。
その助産師さんと先生は、お互い、助産師の研修生と産科の研修医という立場の時に同期だったようで、今でも付き合いがあるみたいでした。
その助産師さんによると、やっぱり先生は元々クドい性格みたいで(笑)総合病院でのスタッフに対する言動やこれまでのエピソードも教えてもらいまきた。
それを聞いてなんだかホッとしたというか。
もうあの先生と会うことはないし、もういいや、と、ようやく思えるようになった気がしました。
それにしてもなんであんな性格の人が産婦人科の医師を志したのだろうと疑問に思い、私は助産師さんにその点について質問したところ、(今思えば、なかなか失礼な質問…)助産師さんは、
彼は研修医時代から、頭も良いし、腕も良いし。
カンも良かった。
だから、教授達が離さなかったんだよね。
と答えて、あぁなるほど、だからかぁなんて、納得したのでした。
実際、私は無事に妊娠を継続し、元気に赤ちゃんを産めたわけで、やっぱりそこは感謝すべきで。
助産師さんからも、
あの先生がめち子さんを担当したってことは、やっぱり難しい出産だったんだと思うよ。
と言われ、今回の妊娠、出産はいろいろと嫌な思いもたくさんしたけど、
「元気な赤ちゃんを産む」
という目標を達成するためには必要な縁だったのだと感じました。
助産師さんとお話をする中で、心の中にずっと残っていたモヤモヤも、ようやく、うまく消化していけたように思いました。
かかりつけ医の先生は、お正月にも関わらず、毎日、様子を見に来てくれました。
入院初日はお産もあったので挨拶だけで終わりましたが、翌日の元旦の日は、わざわざ部屋にやって来て下さり、
あけましておめでとうございます。
何か困ったことはないですか?
と声をかけて下さり、相変わらずの優しさがとても嬉しかったです。
産後6日目と7日目にあたる日は、診察もしてくださり、子宮の状態やキズも見て下さりました。
そういえば、総合病院では産後は1度も診察は無かったなぁ…なんて、ちょっと思ったりもしたけど、そもそも、そういう医療スケジュールなのかもしれないし、そこはまぁいいかと思いつつ…
診察時、かかりつけ医の先生からも、
紹介状みたけど癒着が酷かったみたいだね。
と言われたので、私から避妊について相談もしたところ、かかりつけ医の先生は、
そうだね、した方が良いかもね。
とだけおっしゃり、今後の事はおいおい、という感じでした。
担当医の先生のクドさと比べてとてもアッサリしていて、なんだかホッとしました。
かかりつけ医で過ごした3日間。
面会も総合病院程の厳しさはないから、毎日、ちょこっと子ども達とも会えたし。
ご飯も、かかりつけ医のメニューはホテルの様な豪華さはないけど、やっぱりすごく美味しくて。
優しい先生や助産師に囲まれ。
隣にはずっと、かわいい寝息をたてて眠る赤ちゃんがいて。
ここに来るまで、本当に、本当に、いろいろとあったけど。
今、穏やかに過ごすことができて、本当に良かったなぁと感じたのでした。
そしていよいよ、あとは退院を残すのみ。
ついに人生最後の出産入院が終わる。
終わることへの寂しさと、新たな生活が始まるワクワクで胸はいっぱいでした。
よんちゃん。
これから先、どうなっていくかな。
どうかどうか、これからも見守っていてくださいね。
がんばるよ。