帝王切開の前夜。
夜の入眠は比較的すんなりでしたが、夜中は相変わらず目が覚めてしまいました。
朝が来たら帝王切開。
どうせ術後の夜は痛みで眠れないし、いっそ、寝不足の方が夜は眠れるからいいやと思ってのんびり過ごしていました。
そしたら、夜中からお腹の張りが気になって。
胎動もあるし、痛みもないけど。
約30分の間に、3回の張りを感じました。
子宮がギューと収縮して固くなります。
どうしよう…
ひとりでベッドで悩みます。
時間がだけが経過し、眠れません。
そして、4回目の張りを感じたところで、意を決してナースコールを握りしめました。
どうせこのままじゃ不安で眠れない。
ここは病院だし、モニターすれば可視化できる。
思い切ってナースコールを押下します。
すぐに看護師さんがやってきました。
NSTをするとのことで部屋を移動しました。
移動先の部屋は、亡くなったよんちゃんが寝ていた部屋でした。
懐かしくて、悲しくて。
でも、今は不安で。
いろんな思いでいっぱいになりました。
NSTをつけた結果、お腹の張りは頻回でもなく、強さもモニター上で「20→40」に上がる程度の張りでした。
ホッとすると眠くなり。
お腹の赤ちゃんも、安心してと言わんばかりにポコポコ動き出し、しゃっくりまでサービスしてれました。
当直の先生や看護師さんからも、
お母さんの判断が大事だから、それで良いんですよ。
と言っていただけ、ありがたかったです。
良かった。
本当にホッとした。
最後の最後まで、不安でたまりません。
もうすぐ夜が明けます。
そろそろ、起床予定時間です。
殆ど、眠れなかった…