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先日YouTubeで以下の動画を見ました。
仙台のニュース内で放送されたものです。
是非ともご覧頂けたらと思います。
さちの場合も突然の病で失語症になってしまいました。
幸いにも命を失うことは無かったのですが、言語障害は今でもあります。
この動画の中でリハビリの風景がありましたが、あのシーンを見て
さちも同じことをやっていると話していました。
確かに喋るということだけでなく、書くことも自分が書こうとしていることとの
乖離がそこにはあって、もろもろ含めての失語症なんですね。
もちろん個人差もあるので、もっと重症の人もいます。
病気前のさちはもっとたくさん喋る人でしたが、失語症を患ってからはなかなか
思い通りに喋れないことも相まって、あまり喋らないようになってしまいました。
はたから見て、実際に喋ってみないと失語症というのは分からないし、
黙っていれば全然分からないから難しいことだとは思います。
理解して欲しいと言っても難しいでしょう。
なかなかやっかいです。
この動画の中の鈴木さんのように、さちも右の腕と足には後遺症も残っていますから
ただ単純に言葉だけではなく、体の様々な部分に障害が残ってしまっています。
主治医の先生からは、「付き合っていかなくちゃならない」と言われましたが、
これまたどうにもやっかいです。
患っている方からしてみるとやっぱり一歩踏み出すことに凄い勇気がいると思うんです。
それでもこの動画の鈴木さんは一歩踏み出すことによってまた新たな世界が見えたと思います。
こういう形でニュースになってYouTubeでも見てもらって理解のきっかけを作ってくれました。
悲しくて辛いことが多かったかも知れないし、これからもそういう場面に出くわすこともあるでしょう。
けども、手を貸してくれる人はたくさんいると思うし、理解してくれる人も増えると思います。
こういうのをきっかけに「失語症」というものが少しでも理解されたらと思います。