当ブログが初めての方はこちらからお読み頂けたらと思います。

 

「はじめに」

 

 

 

僕がプロレス好きなことは以前書きました。

 

今日はみちのくプロレスに所属するフジタ “Jr” ハヤト選手のことを

書きたいと思います。

 

彼は2018年に脊髄腫瘍髄内腫瘍上衣腫というがんとの闘病中であることを

公表しました。

 

とても素晴らしいレスラーで、将来のみちプロ、いや、ジュニア(軽量級)の

世界でナンバーワンになれる逸材でした。

ですが、上記のようながんとの闘いを余儀なくされました。

 

ハヤト選手の腫瘍は脊髄に付着しているため、外科的手術による摘出では、

神経に傷をつけ、下半身に大きな障害を抱えてしまう可能性が大きいため、

放射線療法と抗ガン剤による治療が続いたそうです。

 

僕は2019年の12月13日にみちのくプロレスを観戦しています。

この時は確か、さちと一緒に行ったような気がします。

後楽園ホール大会で2年8ヶ月ぶりに一夜限り15分1本勝負の復帰戦を

行いました。

 

これは見ていて僕は泣きそうになったのを覚えています。

周りのファンも同じ気持ちだったでしょう。

 

それがね、2022年に今度は自分の妻が脳の悪性リンパ腫と闘うなんて

この時は想像すらしませんでした。

 

で、

みちのくプロレスは昨日の7月1日、後楽園ホールで大会がありました。

行きたい大会のひとつだったのですが、今は野球観戦もプロレス観戦も

控えているので、結果はツイッターで追っかけていました。

 

ハヤト選手の復帰戦で、みちのくプロレスのチャンピオンであるMUSASHI選手

を破って新チャンピオンになったというツイートがたくさんありました。

しかも今年の「ベストバウト」になるほどの熱い熱い闘いだったようです。

まさにお互いが命を削るような闘いをして最後にスリーカウントを奪ったのは

ハヤト選手だったんですね。

 

5年間の闘病生活から昨日までの道のりは想像を絶するものがあったと思います。

それでトレーニングにトレーニングを重ねてリングに戻って来た。

がんの種類にもよるでしょうが、今は昔とは違い、完治とは言わないまでも、

寛解、がんが消えるところまでいき、プロレスラーが肉体を削って闘える

レベルまでもっていけるんですよね。

 

ハヤト選手の復帰は、多くのがん患者に勇気と希望を与えるものだと思います。

ツイッターにもありましたけど、僕も心のどこかで勝手にもう無理だろうと、

このまま引退してしまうんじゃないかと思ってたりしてました。

 

それが更に強くなって、きっと精神的にも相当タフになってリングに

戻って来たと思います。

治療や検査の継続はあるでしょうが、ハヤト選手が活躍すればするほど、

希望の光も広がることでしょう。

 

メジャーの新日本プロレスにもこの際だから上げて欲しいです。

ひとりでも多くの人たちに、このハヤト選手の生き様を見せてあげたい。

 

これからもハヤト選手を追っかけていきたいと思います。

 

 

いくつかリンクを貼っておきます。

この映像を見ただけでも僕は泣けました。

(なんか最近ホントよく泣く)

現地観戦してたら号泣してたと思います。

 

 

 

 

 

↓ これなんかリングアナも泣いてるし・・・。