当ブログが初めての方はこちらからお読み頂けたらと思います。
日本初、いや、世界初かも知れないさちのケースが
世界の学会に発表される前にこの写真を公表したいと思います。
このブログでMRIの画像を載せることにはずっと躊躇がありました。
ですが、これはとても勇気を与えるものだし、もう今はがんは治るもの
なんだということの証明をさちがしてくれたので。
(もちろん個人差はありますが)
世界に発表されるのであれば、当ブログをいつもお読みになって
くれている方々に先に見て欲しいと思いまして。
左は脳の手術をする前日の1月19日のものです。
写真の下の方が顔ですから、左の脳になります。
言語機能に影響が出ています。
白い影の部分が脳幹まで達してたら意識不明になっていたと言われました。
改めて書きますが、この白い影がはたして多発性硬化症なのか、
それとも悪性リンパ腫なのかを調べるために頭蓋骨にメスを入れたのです。
結果、悪性リンパ腫と分かり、すぐに抗がん剤治療に入りました。
右は6月10日で最新のものです。
影が綺麗に消えています。
実際にモニターで見ると「浮腫」といって残骸みたいなのがあるのですが、
悪性のものではないとのこと。
これが医学界の多発性硬化症と悪性リンパ腫の分野で後世に残り、
今後の人たちの役に立てたらと思います。
が、さちの場合はこのあとに多発性硬化症の治療が待っています。
単に、がんがほぼ消えた、抗がん剤治療が終わった、と喜ぶばかりでなく、
これからのことも心配は心配です。
どうせなら、抗がん剤が多発性硬化症もやっつけてくれないかなと
何度も何度も思いました。
(実際に治してくれていたら凄い嬉しいです)
それでもね、まずはがんに打ち克ったということは本当に凄いし、
よく頑張ってくれたと思います。
これからも二人三脚で頑張っていきます!