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「はじめに」

 

 

 

 

6月4日の土曜日に主治医の先生と今後のことについて話した内容です。

その時の記事はこちら

 

書き残しておかなければならないことがあると記しました。

 

その一つ目は、

「ほぼ寛解」ということです。

 

ネットで「ほぼ寛解」と検索しても、ほとんどヒットしません。

「寛解」という単語は出てきますが、「ほぼ寛解」は・・・。

 

では「寛解(かんかい)」とはどういうことなのか?

難しい表現ですものね。

とても分かりやすい説明がありましたので、ネットから拝借させて頂きます。



寛解とは? 
治療をつづけながら、病気の症状がほぼ消失した状態です。 

このまま(治療をやめ)治る可能性もありますが、再発する可能性もあります。

再発しないように、治療の継続や定期的な検査が必要です。


さちは先生から、

「ほぼ寛解」

と言われ、

「悪性リンパ腫に完治はないだよね・・・。」

と言われました。

 

僕は、

「がんは消えたということですか?」

「ほぼほぼ消えたと言っていいでしょう。」

という返答でした。

これはとても嬉しいものでした。



では、「完治」とはどうなのか、これもネットから拝借致します。

 

 

完治とは? 
治療を終えても、病気の症状が消失した状態です。



要するに、「寛解」の先に「完治」があるということです。

 

フリーアナウンサーの笠井信輔さんも悪性リンパ腫になり、

その後に「完全寛解」という言葉でご自身の闘病を話していらっしゃいます。

ただ、「完治」では無いんですよね。

 

簡単に言えば、完治していれば「がん保険」に加入できます。

笠井さんは完全寛解し、さちもほぼ寛解しましたが、

がん保険には残念ながら加入できないのです。

 

5年間再発しなければ、新たに加入できると保険屋さんに確認しました。

笠井さんもさちも、もちろん他の悪性リンパ腫を患った、

患っている皆さん、「完治」を目指したいところです。

それはまずは2年経過、そしてその先の5年という期間、再発が無ければ

「完治」と言ってもいいのではないでしょうか?

 

さちの場合は、これにて抗がん剤治療は終了しました。

あとは2ヶ月に1回のMRI検査をしていき再発しないことを祈るばかりです。

 

脳への影響で失語症、言語障害がありますから、

そのリハビリを今後も継続していくつもりです。

 

 

悪性リンパ腫だけに限らず、他のがんにしても、がん以外でも

命に関わる病はたくさんあります。

 

僕自身も今回さちと一緒に闘ってきて、

「はたして自分は大丈夫だろうか?」

と思っています。

 

病は突然襲いかかってきます。

日頃の定期健診はもちろんですが、何かしら異変を感じた場合は

すぐにでもお医者さんに行って診てもらった方がいいと思っています。

 

 

 

 

笠井さんが医師から「完全寛解」と伝えられたのも、6月4日だったそうです。

こういう偶然ってあるんですね。

がんサバイバーである笠井さんからは勇気をもらっています。