当ブログが初めての方はこちらからお読み頂けたらと思います。

 

「はじめに」

 

 

 

 

5月21日の土曜日に広島カープの試合を観戦して、

次の日は広島平和記念公園に朝から行きました。

 

僕は過去にも20代の時に行って、その後にさちと2017年に訪れています。

今回は3回目になりました。

前回さちと行った時はまだリニューアル中だったから

完成形を見ていなかったのですが、今回はその全貌を

改めてじっくりと見て回ることが出来ました。

 

Aくん、Bくんには是非とも見て欲しかったのです。

 

今回は、さちのことやAくんのこともあったせいか、

命について物凄く考えさせられました。

原爆によって一瞬にして命を失くしてしまった広島の人たち。

その後の原爆の影響で壮絶な人生を送らなければならなくなった人たち。

その子供たちも原爆の影響を受けている人たちはたくさんいます。

 

今回は途中から泣けて泣けてどうしようもなかったです。

ふたりも泣けたと言っていました。

 

Aくんは、

「自分のことがちっぽく思えた・・・。」

そういう言い方をしていました。

 

彼も悪性リンパ腫と闘病していますが、それでも原爆のむごさを

目の当たりにするとそういう感想になってしまったんでしょうね。

 

がんや病気と闘っている人たちは大勢います。

戦争や原爆被害と比較対象にはならないですが、

それでも当時と今とでは生きる環境は大きく違いますから、

僕らは希望を持って生きて闘い続けたいと思います。

 

 

広島平和記念公園に行ったことのない方、行ったけどリニューアルした

資料館を見ていない方には是非とも行って感じてもらいたいと3人で

話していました。

 

3人で話したのは、この資料館はここだけじゃなくて、資料を選別してでも、

全国各地で限定の展示会をやるとか、そういう所で多くの人たちに触れて欲しいよね

って同じ感想でした。

 

今の時代だからこそ、僕たち日本人が見て記憶しておかなければならないものが

この広島にはあります。

 

是非とも資料館から見て、慰霊碑、そして原爆ドームという流れで

見てもらえると、慰霊碑で手の合わせる時の気持ちが全然違うと思いますし、

原爆ドームの見方も資料館を先か後かでは違いますので、何はともあれ、

資料館に是非とも足を運んで欲しいです。

 

 

 

この広島の旅は始発電車に乗っての強行軍でしたが、

日常生活の中では得られないものを得て、帰ることが出来たと思っています。