当ブログが初めての方はこちらからお読み頂けたらと思います。
時系列で進めている当ブログですが、今日はリアルタイムで
書こうと思います。
5月7日の今日の出来事です。
実は今日、AくんとBくんと広島行きの件で会っていたので、
改めて、Aくんに治療のこと、病院のことを聞いたりしました。
先日の会食の時にも話に出ていたのですが、今日は骨髄移植の
ことを少しだけ書きたいと思います。
我々が日常生活の中のCMなどで耳にする「骨髄バンク」や「骨髄移植」、
そして「ドナー」という言葉があります。
Aくんは2年間、悪性リンパ腫を治すために抗がん剤治療と放射線治療を
続けてきています。
その過程の中で、骨髄が減る? やられる? なくなる? ちょっと詳しくは
分からないのですが、自分の骨髄を最近になってキープしたそうです。
そこで、妹さんの骨髄が合うかどうか今まさに調べているそうでして。
妹さんは骨髄を採取したわけではなく、口の中の粘膜を取り、それで
Aくんと合致するかどうかということです。
これはたとえ身内であったとしても合致する確率は25%だそうです。
Aくんは、
「合わないんじゃないの、性格も全然違うし・・・。」
みたいなことを言っていました。
今までは自分とはまったく関係のないものだと思っていましたが、
こういうところで身近なものになってくるとは・・・。
骨髄がなかなか合致することが難しいから、CMで見たり聞いたりするんですね。
悪性リンパ腫というのは、がんの中でもパーセンテージは低いです。
それだけに抗がん剤も様々だし、骨髄移植だとか、なんだか難しくて、
ややこしい感じがしますよね。
ネットで調べてみても簡潔な説明でもないし、骨髄を提供するってどういうこと?
みたいなのもなかなかその立場になってみないと理解するのが大変です。
それでも「日本骨髄バンク」のサイトは分かりやすく伝えようとしていると
思いますので、せっかくだからリンクを貼っておきますね。
少しでも多くの人にこういうことを知ってもらうひとつのキッカケになれば
僕も幸いです。
多くの骨髄を求めている患者さんの命をつなぐためですから。
僕自身もこれから勉強していきたいと思います。
「日本骨髄バンク」のサイトはこちら。