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「はじめに」

 

 

 

昨日の記事に登場した悪性リンパ腫のAくんについて話したいと思います。

このブログを始めていく中で、絶対に登場してもらおうと思っていた僕の親友です。

 

彼との出会いは昨日も書いた通り、草野球チームでした。

僕が代表をしていたチームで、僕の同級生の仕事仲間でした。

そのチームはいつしか職人集団のようになって、全員の会社で家を一軒

丸ごと建てることのできるチーム構成でした。

 

チームは5年前に解散したのですが、Aくんとはその後もずっと付き合いが

途切れることはなく、何かしらで繋がっていて、野球やプロレス観戦を

繰り返している仲間でもありました。

 

同じチームメイトにBくんというのもいて、いつも3人で一緒に行動をするように

なっていたんですよね。

性格も年齢も3人とも違うのですが、なんだか気が合うというか・・・。

 

Aくんの様子がおかしいと思ったのもプロレス観戦の時でした。

コロナ前のプロレス観戦をする時のことでした。

僕 「いつも通り後楽園ホールで待ち合わせヨロシク」

A  「自分、重症かも知れないです・・・。」

 

その時のAくんの顔がパンパンに腫れ上がっていて、

僕 「お前、どうしたんだよ?ヤバイだろ、それは・・・。」

A  「・・・。」

僕 「終わったら病院行こうぜ。」

A  「いま保険証ないですもん。」

僕 「しょーがねーなー、だったら明日絶対行けよ!朝電話するからな!」

 

で、翌朝電話して、病院に行くよう促したのですが、どうしても外せない仕事が

あるから、翌日の火曜日だったか、水曜日に行きますと言いました。

(ここらへんの記憶が曖昧です)

 

地元の大きい病院に行ったら紹介状が無いとダメって言われたとか、

他もイマイチだったとか、いくつか行ってやっと地元の別の大きい病院に

即入院という手続きになりました。

 

顔が腫れていたのは肺に水が溜まっていたようで、まずは肺の水を抜いて、

それから、この時点でしっかりとした病名は判明しなかったのですが、

すでにステージⅣだと言われて、本人も死を覚悟したようでした。

 

折しもコロナが流行りだしてきた時期で、お見舞いも行けない状況になっていました。

 

つづく・・・。