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連日登場しているAくんですが、彼が病院の先生に何気に
「脳の悪性リンパってあるんですか?」
と訊いてくれたそうです。
彼の病院もなかなか大きいというのは書きました。
さちの入院している病院からそれほど遠くありません。
同じフロアは全員、悪性リンパ腫の患者さんのみだそうで、しかも個室。
環境的にはさちよりいいなぁと思って聞いていました。
同じ悪性リンパ腫ということで、やっぱりこちらとしてもその環境とか、
治療法とかいろいろと気になるわけです。
それと、Aくんが一時退院する時に先生や看護師さんたちから、
「生物はダメ」
と、しつこいくらいに言われたというのも聞きました。
確かにAくんが悪性リンパ腫になり、
「これからは生物はダメになりました。広島で生牡蠣もダメです。」
と話していたのを思い出しましたよね。
さちが一時退院した時にこのブログにも書きましたが、
さちにしては珍しくお寿司を食べたいと連日言いまして、
連日のように食べていたんですね。
それは実はNGだったんです。
何事も無かったから良かったものの、もしも当たっていたりでもしていたら・・・。
書類のことにしてもそうでしたし、一時退院での食べてはいけない物とか、
そういう説明が欠けていたなと。
僕がAくんの話をしっかりと覚えていれば良かったのかも知れませんが、
やっぱり一時退院して食べたいって言ってるものをたべさせてあげたい
じゃないですか。
のちに、さちが自分でいろいろ調べていく中で「生物はダメ」というのを
ネットで見つけて、二度目の一時退院ではお寿司は食べなくなりました。
病院内で徹底してもらえたらいいのでしょうが、そこがフロア全員が
悪性リンパ腫の患者さんがいるところと、あらゆる病気が理由で
入院しているフロア、ましてや男女同じ部屋同士という環境では
看護師さんたちも、それぞれに対応するのは難しいのかなと・・・。
さちも
「看護師さんたちは忙しいから・・・。」
と話していますし・・・。
まぁ、さちの場合は多発性硬化症の治療の流れで、脳の手術をしなければ
ならなかったし、脳の悪性リンパ腫と告知されたその流れで治療に入りましたから、
選択の余地が無かったんですね。
実際にあの時点でセカンドオピニオンを求めていたら意識不明に
なっていたと思います。
命そのものが危険な状態になっていたでしょうから。
今の病院を否定しているわけではなく、もちろん感謝しているのですが、
すぐ近くに比較対象があるからそういう見方をしてしまいます。
治療も進んできて、少し落ち着いてきたところもあったので、
Aくんとの会食で、
「Aのとこでセカンドオピニオンを訊いてみるのもいいかなぁ・・・。」
と思いました。
これに関しては実際のところ迷っています。
もちろんさちと相談してになるのですが・・・。
ただね、やっぱり【悪性リンパ腫には答えは無い】ので、
そこが難しいところなのかなぁと思ったり・・・。
それで、今日の記事のタイトルの返答ですが、
「まれにいる。」
ということだったそうです。
いかにさちが珍しいケース、特殊なケースかということがここでも分かりました。
だからこそ、さちの悪性リンパ腫が無くなって、
難しい言葉を使うと【寛解 かんかい】して、
また新しい希望の溢れる人生を共に歩きたいと思っています。