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「はじめに」

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のようなリハビリの資料を病院から持ち帰り、テーブルでやっていました。

これはほんの一部で、もっとあらゆる種類のテキストが膨大にありました。

 

頭の回転や思考回路のリハビリ、それを脳から腕、指先に正確に伝えられるか、

それをちゃんと字に書けるか、というリハビリのようです。

 

「載せてもいい?」

と訊くと、

「うん、いいよ。」

と言ってくれたので、載せました。

 

本人曰く、

「頭では分かっていても、字で書くことが出来ないのがあるんだよねぇ。」

と。

 

昨日の会社でもパソコンを使っていたのですが、キーボードを打つのに苦労したとも

話していました。

忘れている、というのとは違うようですが、やっぱり思うように動かないみたいです。

 

僕は、

「一時退院してる時は、俺と会話したり、いろいろと脳を使ったりしているんだから、

休めば?」

と言ったのですが、

「やらないと不安になる。」

と言って、一生懸命リハビリに励んでいました。

 

一時退院してでもこうやって勉強のようにリハビリに励んでいるさちを見ていると

何だか逆にこっちが勇気をもらいます。

さちも真っすぐな人なのですが、改めて真面目さと強さを感じています。

 

脳の手術をしたので、どうしても後遺症みたいなものが残ってしまうかも知れないと

主治医の先生に言われましたが、ご覧のように本人も早く元に戻るように頑張っています。

僕は何も手伝えませんが、早く良くなって欲しいと心の底から思います。

 

願って、祈って、さちと一緒に奇跡を起こすんだという強い気持ちでいます。