まずはこちらからお読み頂けたらと思います。

 

「はじめに」

 

 

 

2月19日~2月28日まで一時退院しています。

 

時系列に書きたいと思いますので、さちから聞いた話を書こうと思います。

 

 

1月10日に入院をして、それからの治療で良くなると思っていたらしいのです。

ところが、日に日に症状は悪くなる一方で、言葉はうまく喋れなく、手の動きも

手首が曲がってブランブランしてしまい、力が入らなくなってしまったそうです。

 

さちの資料を見ると、1月12、13、14日と連日MRIを撮っていました。

 

本人の話によると、14日、15日あたりのリハビリの時はもう会話も厳しい状態で

「ごめんなさい・・・」と言って泣いてしまったそうです。

 

この時に、

「このまま頭が変になって死ぬんじゃないかと思った。」

と涙ぐみながら話してくれました。

 

僕はその事情を知らなかったので、こちらも胸が痛くなりました。

それなのに、そんな状態なのに毎日毎晩ラインを送ってくれていたなんて・・・。

 

さちの目の前には確実に死というものが迫ってきていて、

本人もそれを感じていたのです。