前回は自己分析は将来が大事というお話をしましたが、それでは、
ずばり伺います。

「あなたは将来何がしたいのですか?」。。。
 すぐに答えられますか?難しいですか?
じゃあ、あなたが憧れている会社を想像してください。具体的な
会社、例えば、NTT DoCoMoとか、YAHOOとか。。。


それではもう一度伺います。この質問はどうですか?

「あなたは将来その会社で何がしたいのですか?」

初対面の人達に、あなたは熱く語れますか?そしてその熱意はき
いた人達の90%を納得させられますか?

10%はあなたの熱意が伝わらない人達だと割り切ってもいいと
思います。
理由は、10人中10人が認めてくれるとは到底考えられない、いく
らいい熱弁でも相手がひねくれている、そもそも自分とあわない、
などなどの理由である。
 
だけど、確実に90%の人達を納得させることができたら、その
熱意は、客観性を帯びた、つまりメジャー(多数派)な、誰もが
認める将来だということだ。

多分これが語れる人は、会社訪問の状況にもよるが、今でも2、
3社も回れば内定は勝ち取ることができるだろう。

でも残念ながら2月の時点で就職活動をすべき学生の大半は、残念
ながら90%を納得させるにはいたっていないと思う。
そして面接に失敗してしまうだろう。
理由は、例えば、納得させられるのが50%の人達だとした場合、一
時面接、面接官が3人いたとして、あなたは、最も若い1人からOKを
もらい、人事部長クラスの年配の方1人はあなたにNGをつける。
とすると、中間管理職の1人は迷うが、たぶんNGをつけるであろう。
それ以前に人事部長クラスがNGであった時点で、面接はまず通らない。
だから、人事部長クラスを納得させなくてはならないのである。
そのためには90%の説得力がほしい。
10%は仕方ない、その理由はすでに書いた。

企業をたくさん回る経験と反省を繰り返すことによってもだんだん
うまく立ち回れる。
だけど、じっくりよくよく考えなければ、やはり90%の説得力は難しい。

だから、「あなたは将来何がしたいのですか?」を語れるように、そし
て「それは何故」「もっと具体的に」あなたがリラックスして、ゆっくり
時間を取れるとき、誰にも邪魔されない場所で、、、。

考えてみてください。
前2回分のまとめますと、就職活動(面接や履歴書)をするには、
「下ごしらえ」が必要で、その「下ごしらえ」が「自己分析」と
「業界・会社分析」である。
で、その前者「自己分析」についてお話していきたい。


ちなみに、話は少しずれるが「自己分析」と「業界・会社分析」
の関係について少し触れておくと、「自己分析」が自分自身の研
究作業であれば、「業界・会社分析」は相手研究作業である。

だから「自己分析」と「業界・会社分析」は、就職活動が「自分」
と「相手」を研究して、「自分」を「相手」に「表現」する、とい
う抽象的な定義であるとすれば、車の両輪のごとく強い相関関係に
あり、双方とも就職活動には大事なことです。

目新しく面白いので「業界・会社分析」をたくさんするが「自己
分析」をしない人がたくさんいることは以前にもお話したところ
ですね。


さて、本題にもどって・・・

自己分析とは、あなたという商品を「採用募集している企業」群に
対して売り込むための、あなたという人をわかってもらうための大
切な過程です。さしずめ、履歴書は企業に対する「あなたの企画書」
・面接は、その企画書を使ってセールス・販売をする行動と言える
でしょう。

履歴書も面接も、「あなた」について表現するもので、そのために
「自己分析」をする。

それでは、「自己分析」とは具体的に何をすればよいのだろうか?

一言で言えば、タイトルの通り、


自分自身の「過去」を振り返り、「現在」を見つめ直し、
「将来」を熱望すること 



が自己分析といえるでしょう。


 3つのポイント、「過去」「現在」「将来」どれから手をつけた
らいいのだろうか?

どこからでも皆さんのやりやすいところからで結構。

 3つのポイント、どれが一番大事なのだろうか?「過去」?「現
在」?「将来」?

あなたという商品を買おうとする会社は何を必要としているのだ
ろうか?
会社はあなたの何をポイントとしてあなたを採用するのだろうか?

それは、確実に「将来」だとおもう。将来会社に入って活躍して
くれるだろうからあなたという商品を買う、つまり採用するのです。

特に、新卒採用に関しては、一部の方を除いて社会人経験がないと
いうことを前提にすると、間違いなく「将来」性を重視している。

だから「自己分析」の3つの要素でもっとも大事なのは「将来」で
あることを念頭において考える必要があると思う。



次回に続く
自己分析とは、就職活動をするための、言い換えれば、履歴書を書き、
面接を受けるための「下ごしらえ」であるとおもう。
これは前回の原稿で書いていますので、もしよろしければ前回分をご
参照いただければうれしく思います。


自己分析をするにはこんな風に考える、意識することが必要だと思う。


すなわち、あなたは、あなたという「商品」を製造し販売
するベンチャー会社の社長であり、社員はあなたのみ、だからあなた
という「商品」を作りあげ、「売る」ための営業をするのもあなたし
かいないのです。



あなたという「商品」をほしがっているお客様は、あなた
が就職活動で内定を勝ち取りたい、「採用募集している企業」である。



つまり、就職活動においてあなたは、「採用募集している企業」群に、
「あなた」という「商品」を作り、売って回る、ベンチャー企業の若
社長であるという意識が必要なのである。



社長であるあなたは、まず何を考えるだろうか?
まずは「客観的にみて」これは売れる!という商品を作らなければな
らない。

この作業が「自己分析」になるのでしょう。

ここで大事なことは「客観的にみて」である。決して「主観的」だけ
では考えてはいけない。なぜなら自分はこれがいいと思っていても、
お客様がいらないといえば、売れないからである。
お客様のニーズにあう商品にしなければならないのである。

「でも自己分析って自分のことを表現することでしょ?お客様のニーズ
にあって人に好かれるように、しようと思ったら、うそついたりしなき
ゃいけないんじゃないの?」
 こんな疑問があると思います。

疑問はその通りだと思う。
「自己分析」は自分をありのままに捉え、ありのままの自分を表現する
ことです。
絶対にうそなどついてはいけません!
確かにありのままの自分を表現することであるが、表現の方法・表現の
仕方は千差万別自由なのである。
あなたという商品が売れるか否かはあなたの表現の方法・仕方にかかっ
ているのである。
法律や嘘・道徳に反しない限りあなたは自由に自分自身をプレゼンテー
ションすることができるのです。

次回に続く
世の中の就職活動を控えた学生たちがしなければならないことは、
よく「自己分析」と「業界・会社分析」といわれる。

いったい前者の「自己分析」って何なのだろうか?

それは、あまたある就職したい会社に対して、「僕ってこんな人
なんですよ」っていうことを文字と言葉とみなさんからにじみ出
る人柄で表現するための、下ごしらえってところでしょうか?

たいていの面接を苦手とする就職活動中の学生は「業界・会社分
析」は新鮮だし、面白いのでしっかりやるのですが、「自己分析」
が不足していて、熱望している会社の面接や書類審査で、会社か
ら熱望されないでチャンスをものにできない場合は少なくない。
それが第一希望の会社であれば目も当てられない。

もちろん、圧迫面接やSPI、面接官との息が合わないなどの様々な
要素はあるけれど、失敗の大きな原因はそこにあると思う。
私や私の周りで一緒に就職活動をがんばっていた友人に話をきいて
もやはり行き着くところはそこに大きな原因があった。

今思い返してみればそりゃそうだと思う。先ほど「下ごしらえ」と
いう表現をしたが、料理で例えれば、ただ単に焼くだけと思われる
ステーキでさえ、その前に塩コショウの下ごしらえや、肉をやわら
かくする下ごしらえがある。その過程をなくしては、ステーキでは
ない。

例えを変えれば、今日、サッカー日本代表が北朝鮮代表と試合し、
2対1で勝利を収めた。サッカー日本代表は今日のためにどれだけの
練習と体調管理・トレーニングという「下ごしらえ」をしてきたは
ずで、それがなければ勝てなかったはずであり、どれだけの「下ごし
らえ」をしてきたことかは僕にははかり知れない。

同じように、履歴書の提出・面接という、ステーキでいえば最後の鉄
板かなんかで焼く作業、サッカーで言えば大一番の試合、をする前に、
「下ごしらえ」ができていなければ、やはり最後の大一番で勝てない
のは、自分自身の経験からもしごくあたりまえのことであると僕は思う。

だからこそ、もういくつかの会社にアクセスされているかもしれないが、
今からでもぜんぜん遅くない。これから自己分析をしてみよう。

次回は、自己分析のやり方を考えてみたい。
就職活動をする前に、企業・業界研究をする前に、必ず必要な
検討が「あなたが就職する理由?」だと思います。

面接ではなく、履歴書に書くわけでもないので、皆さんは自分
自身にうそをつかず正直に考えてみましょう。

そうすると、きっと皆さん。どうでしょう?決して高尚な、か
っこいい、誰にでも誇れる、ような理由じゃないと思います。
 

ちなみに僕は、就職を考えるとき、その理由は、


かっこいい・エリートだと思われるため、

たくさんの給料(たとえば30代で年収1000万)を稼ぐため、

女の子にもてるため、

有名になるため(有名になれる素地はもちろんない)、

自分の知識を人に教えるため、パフォーマンスできるように
なるため(人に与える価値ある知識なんてそのころにはもちろ
んない)、

などなど。。
 
・・・これらが正直なところほんとの就職する理由だった。
今考えるとみなさんにさらけだすのは恥かしいけど、どれだ
け装飾した言葉で言っても、いきつくところは単純明快なこ
んな理由でした。

自分自身のコアになる部分は、「素直」にこれらの「欲求」を
みたすことだと思う。

もちろんこんなことを面接や履歴書に書いたら一発ではねら
れるだろうし、そんなことはもちろんしません。

しかしながら、ここからがスタート。ここから、じゃあこれ
らの欲求を満たすためにはどんな会社で、どんな職につくの
が「自分にとって」ベストかって考えるのがスタートなんで
しょう。

就職活動は、心の奥底にぼんやりと潜在している「なりたい」
自分を「文字」に表して明確化することから始める。決して
脳みそを使って自分自身が「考えていること」ではなく、
「望んでいること」を明確化することから始まり、たぶんほ
とんどの学生の方々にとって人生の中で始めて、真剣に、
じっくり、正面から、こんなことを考える機会であると思う。
初めての就職活動をひかえて。いったい何をしたらいいのだろう???

僕が新卒の就職活動を始めるときこんな気持ちだった。

就職活動の時期になるとたくさんの就職関連の会社から募集に関する資料
が届くようになる。
その資料をぱらぱらとみて初めて就職しなきゃいけないんだ、って気持ち
になってくる。自分が何をしたいのかなんてぼんやりとしか考えたことが
ないのに急に現実的な衝撃をうけて焦る気持ちとドキドキに襲われる。

そこで皆さんにご質問、「みなさんはなぜ就職するのですか?」

やりがいですか?おかねですか?彼女がいい会社にはいってほしいといっ
ているからですか?東京で働きたいからですか?よくわからないけど、あ
なたのまわりが就職活動するから、なんとなく・・・ですか?

正解は?・・・

全て正解だと思います。就職活動はなぜするのか?
学生にとってみたらそれは卒業の時期が来たからであるし、まわりが就職
するからでもあるし、お金を稼がなきゃいけないからでもあるし、今後の
やりがいを見つけるためでもある・・・。


でも・・・・・。


たぶん誰しも最初はこんなことを考える前に、とりあえず業界の勉強を始
める。そうするといろんな会社があって、そこではどういう仕事をするの
か?ということがインターネットや雑誌などからわかる。
そして、ソニーは凄いなあ。東京三菱はでかいなあ。小さい会社だと0から
10まで自分でクロージングできる、ベンチャーならストックオプションで
億万長者もありうる・・・と考えてしまうんです。これも大事なんだけど。

でも、就職先の研究をする前に、焦らず、落ち着いて考えなきゃいけない
ことがあると思います。

それは「あなたはなぜ就職するのですか?」

ゆっくり考えてみましょう。。。

次回はもっと詳しくお話していきます。それまでに一度じっくりと考えて
みてください。
今年、初めて就職活動をむかえる学生の皆さん・就職したけれど、
初めての転職を考えている皆さんへ。

皆さんはたぶん希望を抱くとともに、少なからずこんな不安をか
かえていらっしゃると思います。

「就職活動をしなければならない時期だけど、何から手をつけた
らいいのだろう?」「どうやったら人事の目にとまる人「財」と
なれるのだろう?」「僕は(私は)果たして就職できるのだろう
か?」「口下手でアピールできるだろうか?」「転職は新卒就職
活動と何が違うのだろう?」などなど。

私も就職活動・転職活動をしたとき何度もこんな思いに苛まれま
した。
新卒で金融機関に就職し、その後、たくさんの成功や失敗を繰り
返して、三度の転職活動(ベンチャー・上場コンサル会社・外資
系金融機関)を経験しました。

いまだ自分の道を自分で切り開いて歩んでいる最中ですがそのと
きの解決法を少しずつ書いていこうと思います。

就活・転活をする皆さん!よければ一度ご覧ください。