アスリートこそ、体に刻み込まれるようなホンモノの体験をしているという風に見えがちですが・・・・
ここ10年ちょっとはそうでもないのかもしれません。
血となり肉となる。
そんな経験をしている人は意外と少ないのかもしれません。
身体に刻み込むコトでも、youtubeに頼れるし、
カラダのことでも、本を読めばわかるという意見も出てくれば、
心のことも、誰かの格言や本や情報だけで何とかなる。という価値観になってしまう。
血となり肉となる。人生でそんな経験をどれぐらいしたことがあるだろうか。
どんなにハードトレーニングに身を置いても、それでもそれは
源泉を汲んだことにはならない。
私だってそんなにはない。
それでも、いくつかそれらの体感は、自分に沁みこんで感じている。
それらを活かして、今の立ち位置にいる。
そしてそれはこれからも、源泉を汲むことを忘れずに、生きていくだろう。
即席で学ぶことは、あっという間に体をすり抜けていく。
それでも、学ぶことができるので、わかった気になってしまいます。
分かった気になって満足してしまえば、知を探求する喜びは途切れ、
探求心も消えてしまいます。
つまり、そこでその人の成長は止まってしまいます。
ですから、なにかを究めたい、自分のモノにしたいと思っている人は、今からでも早速、自分に問うてほしいのです。
自分は今、源泉を汲もうと努力しているのだろうか、と。
大愚元勝 最後にあなたと救う禅語 より
いつまでも、それを探求するヒトでありたいと考えます。
日々是好日
ありがとう。