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エメリアエンコ・ヒョードルの弱点とは? 01

現在、最も評価が高い格闘技者として上げられるのは

ヒョードルであろう。今まで見てきたところ弱点らしい所は

まだ見せてはいない。確かにスタンドの打撃はミルコを圧倒し

パウンドでは脅威の破壊力を見せ、しかも打撃だけではない

グラップラーとしての十分な実績もある。


確かにコンプリート・ファイターと言っても差し支えの無いほどの

パフォーマンスも証明済みだ。

よく藤田がヒョードルをグラつかせたとは言うが・・・

あの試合は出会い頭の一発という色合いが強く

藤田を評価するのが妥当かどうか?は疑問である。


では・・・ヒョードルが苦手とするタイプとはどんなタイプか?を

過去の試合から類推すると・・・

コールマン・ランデルマンのタイプと見る。


タックルでプレッシャーをかけてくるタイプに対しては

ヒョードルはたいしてスタンドの打撃で攻めきれず

ロープ際に押し込まれ、かなり危うい体勢にまで

持ち込まれているのだ。


そこで・・・攻めの詰めの甘さから見て異論はあるだろうが

私はルーロン・ガートナーはヒョードルをかなり追い込みそうな

気がしているよ。攻めが不恰好なのであまり評価はされていないが

ガートナーは初戦からあの吉田を圧倒しているのだ。


もし、仮にガートナーが試合開始早々からヒョードルを

ロープ際に押し込み、プレッシャーをかけ続け

あの150kgのサンドバックを軽々とスープレックスする

パワーで引っこ抜かれるようにマットに叩きつけられ

押さえ込まれ、何度も何度も繰り返されたら・・・・

しかも、ガートナーのスタミナは無尽蔵と聞く。


・・・どうだろうか?・・・・皆さん。



■エメリアエンコ・ヒョードル


■体格:    7

■スピリット: 9

■スピード:  9

■パワー:   8

■テクニック: 9


■打撃:    8

■際崩し:   9

■投げ:    7

■組打:    10

■極め:    8


総合評価   84


夢の対決 VS ヒクソン・グレイシー

     VS アレクサンダー・ミハイリン

     VS ホジャー・グレイシー

TUFとガチンコファイトクラブのフォーマット 01

TUF(ジ・アルティメット・ファイター)と

ガチンコファイトクラブのフォーマットを考察してみたいと思う。

TUF(ジ・アルティメット・ファイター)は日本では放映されて

いないそうなので・・・紙面情報からだけど・・・

概要的には、ガチンコファイトクラブを竹原チームと畠山チームに

別けてチーム対決で対戦権を取得して相手を指名し、負けた選手が

脱落していき、最終的には優勝者が選手としての契約を

勝ち取るような感じである。

ガチンコみたいに最終目標がプロテスト合格ではなく

実際に日本でサップと戦っていたような選手もTUFに

参加してたみたいなんで(セス・ペトロゼリ?だっけ??)

かなり選手のレベルは高いようである。よって

共同生活による人間関係のグズグズはあってもガチンコ的な

ヤンキーが粋がって喧嘩するっていうお約束な展開でもなさそうだ。

・・日本ではガチンコのフォーマットが最初は刺激的で

新鮮だったけど回を追うごとにマンネリ化して飽きてきちゃった

訳だけど・・・このTUFのフォーマットってのは

どうなのかね?日本に合うのか?合わないのか?何とも言えない。

・・見ようによっては共同生活の人間関係がヤラセっぽく見えたりすると

白けちゃうしね。・・・・難しいところだ。

このフォーマットとは別に(ZONE)現在のバースデイという

密着ドキュメントフォーマットもあるけど

日本人はヤラセっぽい設定よりこういうドキュメントタッチの

方が好きかもしれないね。

ガチンコをもう一度再現したら人気が出るのか?っていうと

かなり疑問符がつくのは否めないのが現状だろうね。

PRIDE31 直前予想 2006年2月26日(日)

5年に一度のPRIDE無差別級GPを発表した上で

このナンバーシリーズのことを考えた場合、

どういう位置づけになるのか?今ひとつわからないが???

本当のところ、選手もモチベーションの持って行き所を

迷うんじゃないのかね?格闘技ファンですら???なんだから。

マーク・コールマンが勝った最初のGPって

無差別級じゃなかった?・・・ありゃあ・・どうなるんだ?

2006年のは、第2回大会じゃないの????

そうじゃないなら・・・マーク・コールマンって

どういう位置づけのチャンピオンになるんだ???

本当に????だらけだよ。

・・・まあいいや・・・とりあえず・・・簡単に勝敗の予想を

してみようと思う。

○ アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ VS 田村潔司 ×

○ ジョシュ・バーネット VS 中村和裕 ×

○ クイントン“ランペイジ”ジャクソン VS ユン・ドンシク ×

× ユノラフ・エイネモ VS ファブリシオ・ヴェイドウム ○

○ ペドロ・ヒーゾ VS ローマン・ゼンツオフ ×

○ セルゲイ・ハリトーノフ VS アリスター・オーフレイム ×

○ マウリシオ・ショーグン VS マーク・コールマン ×

○ マーク・ハント VS 西島洋介 ×

高坂 剛 VS マリオ・スペーヒー ×

・・こんな感じかな?

私が注目してるのは

ユノラフ・エイネモ VS ファブリシオ・ヴェイドウムだね

ヴェイドウムはハリトーノフとやったときは動きが

今ひとつだったけど、今度の試合で本来のポテンシャルを

みせつけてほしい。エイネモも楽しみにしてるよ。

あとは・・・

マウリシオ・ショーグン VS マーク・コールマンだね。

勢いで言えばショーグンなんだけど・・・体重差がある場合

ミドルでの動きをそのまま発揮できるのか?

もし、問題なく戦えるようだと・・・ショーグンは

2年後はヘビー級のチャンピオンになるんじゃないの?

って言うぐらい期待しているね。

とにかく、質の高い選手が揃っているのでPRIDEには

その選手のモチベーションを迷走させないような

確固たる仕組み作りと権威づけを願うよ。

格闘技における真のエンタメとは? 01

最近は中量級ブームだとか?・・・

小川VS吉田の大晦日決戦とか?・・・

世間で言うほど、私が乗れていないのは何でだろうね。

三文芝居の小川のマイクパフォーマンスに対して

武道家の殻に閉じこもってプロになりきれない吉田。

セミプロ集団のような中量級の戦い。

一時期のKIDは非常にプロらしい輝きを見せてはいたが

最近ではこじんまりと固まろうとしている。

KIDに関しては周囲の過保護とプロテクトに

問題があるとは思うけどね。・・・とにかく

唯一、中軽量級でプロの輝きを放っていたKIDですら

輝きを失っている。

何が原因なのか?・・・そして・・何で私はマサトにも全く

魅力を感じないのか?

格闘家が最も幻想を感じさせる瞬間ってのは試合での

パフォーマンスも不可欠ではあるが・・・一番大切なのは

その選手の持つ思想や価値観が試合を越えたところに有るとき

なんだよね。そういう選手こそが格闘技というジャンルを

超越した存在になれるんだと思う。

マサトはK-1の中の価値感でしか自分の価値基盤や

存在基盤を表現できていないと思うし、

インタビューを読んでいても著しくつまんないんだよ。

こういう選手のインタビューは。

最近の格闘家がセミプロ化して全くオーラも幻想も

無いってのはこういう所から来ているんだよね。

格闘技にあける最高のエンタメとは

TV向けのこけおどしマイクパフォーマンスや

とって付けたような煽り映像なんかではなく・・・

その格闘技者の思想からにじみ出てくる幻想(オーラ)なのだ。

格闘技マスコミの功罪 01

最近の格闘技雑誌を見るにつけ・・・

ターザン山本は格闘技マスコミに存在しないな~・・と

感じることがよくある。本人がいるって?(苦笑)

今のターザンはターザンじゃないよ。

週プロ全盛時代のターザンはとにかく大河ドラマを

毎週読者に演出し、読者を先導する力を持っていた。

しかし・・・時代の流れは速いもので、そのターザンさえも

取り残していってしまった・・・らしい。

いつ頃からターザンの凋落が始まったんだろうか?と

推察してみたら・・・ちょうど堀辺氏と対談を始めた頃の

ような気がする。あのあたりからターザンの思考が大衆とズレ始めた感じだ。

で・・・その堀辺氏だが、ちょっと前にPRIDEの榊原氏と

対談し、いつもの自説を展開しPRIDEは無差別にすべきだ!と

提言していた。(知ってる人もいるだろう)

まさか・・・その影響を受けたとは思いたくないが・・・

PRIDEは5年に一度のW杯を無差別級でやるという

全くファンが望んでいないアホな発表をしてしまった。

最近の格闘技雑誌でも堀辺氏・ターザン・格闘技雑誌編集長で対談をし

「格闘技から武道の時代に入ろうとしている」

「武道化したイベントが勝つ」・・・・と(苦笑)

全く誰も望んでいない訳のわからない結論に達する始末。

・・・そんなに武道の時代が来るんだったら・・・

骨法で独自の武道イベントでも勝手にやって

大晦日にやってみろ!って話だ。

昔、B-1っていう訳のわからん武道の大会を開いてただろ?

あの当時も同じことを言ってたけど・・・あれからどうなった?(笑)

もし、ターザン・榊原氏・格闘技雑誌編集長が堀辺氏の

話に影響を受けてPRIDEの先行きを決めようと

しているんだったら本当にヤバイと思うね。

元々、骨法なんて本物の格闘技ファンからは偽物だと

最初からバレていたし、グレイシーの登場で堀辺氏自身が

今までの骨法は偽物だったと自身の本でカミングアウト

しちゃってる訳だよ。それなのに何で未だに

格闘技マスコミが重宝してるのか?非常に不可解だね。

UWF・骨法ってのが偽装格闘技をやっていたって事は

わかりきっているんだから(前田は未だに偽装を認めていないが)

・・もうそろそろ格闘技界は過去の遺物から

脱却すべきだよ。

とりあえず、私が断言しておこう!

プロ格闘技の世界に武道の時代が来たのはグレイシー柔術が

最初で最後だ。堀辺氏の主張する武道の時代は永遠に来ない!

もし、私に反論があるんだったら、骨法独自で武道のイベントを

大晦日に地上波でやって見せてくれ。

UFCとPRIDEの戦い 01

5年に一度のW杯というPRIDEの迷走が

始まりそうなんで・・・・

逆にUFCにチャンスが向いてきた気もする。

HEROSはヘビー級がダメなんでそのうち

総合路線は立ち消えになっていく可能性が高いと

思うが・・・それに関してはまた・・・後日。

そこで、UFCに関して論じてみたいと思うが

メンバー的にはイマイチ感が否めないが、総合の

将来像としてかなり理想に近いと感じさせる点も

多々ある。ルール面での縛りも結構あるが・・・

グランドでPRIDEの危険極まりない攻撃を

見るにつけ「これはもう禁止した方が良いのでは?」と

思うものがかなりあるね。PRIDE自身も全米進出を

する為にはUFCルールに準拠しなければならない部分が

出てくるだろうから、かなりルール的にも修正されてくるだろう。

私がUFCを面白いと思っているのはハリウッドと

連携していこうとしているところだよね。

日本でもあった「ガチンコファイトクラブ」のような

「TUF」(ジ・アルティメット・ファイター)が人気を

博しているらしいが・・・こういう手法は非常に良いと思うね。

ただ、日本のガチンコみたいに(不良を演出したり)するのは

2.3回見れば・・・もう飽きてしまうけど・・・。

あの手法は(見る側)からすると極めて面白いのだ。

最近では亀田三兄弟をTVで追った番組って中々面白いよね。

以前、マサトを売り出すためにTBSが小比類巻との

ライバル関係を両方の視点で追っていたけど・・・・

あのスタイルを「TUF」的な括りで映像として

まとめてくれたら非常に視聴者に届くと思うよ。

無理やり作ったような煽り映像を繰り返し繰り返し流す

時間があったらそういう映像にしてほしいよ。

UFCはハリウッドのメディアルートを利用して世界へ

打って出ようって事なんだろうけど・・・もしそうなら

そろそろ・・・あの金網は止めたほうが良いね。

あの金網はどうしてもアングラ感が否めない。

総合はもうそういうアングラ感は必要ないし

PRIDEよりもルールが整備されているUFCが

金網を使う意味は無いと考える。

欲を言えば・・・PRIDEとUFCの良い部分を

折衷したら・・・ほとんど総合は完成するんだけどね。

あとは・・・イベントを2年に一度のW杯にすればね。

いずれにせよ・・UFCは無視できない存在である。

総合のワールドカップとは何か? 01

(榊原社長が明かした。
「本当に強い男は誰なのか。ファンが求める戦いを

5年に1度開催したい」。 

・・・という事らしいが・・・・(苦笑)

メンバーはたぶん、おなじみのメンバーに

なるだろうし・・・K-1やUFCの参加もたぶん・・

無いんだろう。・・・・そんな大会を5年に一度

やる意味があるんだろうか?

私は以前から主張してきたように2年でやるのが

総合においてのベストであると考えている。

要するに、その2年にどれだけの求心力を

持たせるか?って事に尽力すべきで

今の時代、3ヶ月で一昔って感じなのに

・・いったい何を考えてるんだろう。

例えば、実現したと過程したら・・・

前回チャンピオンはマーク・コールマンで

5年も王座を保持できるって事なのか?

その間に出てきたノゲイラ・ミルコ・ヒョードル

ハリトーノフ・ハント等はどうなるんだ?

さすがに・・・こりゃあ・・・ダメだろ。

今からでも遅くないから撤回すべきだね。

2年に一度のGPをいかに整合性のとれたものに

するか?って事が最大のテーマなんだがね・・・。

・・・ったく・・・PRIDEもそろそろヤバイね。


不良債権化するK-1

曙は事実上の戦力外通告みたいだね。


しかし・・・・K-1はこの数年で本当に変質してしまった。

谷川氏になってからのK-1の迷走ぶりは目を

覆うばかりだ。

以前からずっと指摘はしていたのだが・・・・・

原因はハッキリしている。

石井館長を即刻第一線に復帰させるべきである。

今のK-1はもうそこまで危機的な状況に

陥っていると思うね。

本来ならばK-1が格闘技コングロマリットを

実現させるべきだったのだが・・・・

結局は戦略が不透明で不明確だから

どこに向かって走っているのか?さっぱりわからない。

今はそういう状態にあると思う。

結果として現象として現れるのがマッチメイクである。

とにかく谷川氏の格闘家をリスペクトしていない

興味本位な遊び道具的なマッチメイクには

神経を逆撫でされることが多々有りすぎた。

いくら曙が不良債権と化しているとしても

天下の横綱をボビーとやらせるなんてのは

最低だと思ったね。

・・・どっちが勝とうが負けようが・・・何も生まれない。


格闘技コングロマリットの可能性とリスク

PRIDEの方向性として、現状の総合格闘技を主軸にした上で、

シュートボクシングを模倣したようなスタイルのスタンディングバウト

そして、FILAとの提携を最大限生かす形でのグラップルバウト・・・という事だが。

問題なのは、グラップルバウトがプロ興行として成立するのか?という事だ。

確かに柔道の金メダリストが初参戦するような場合は問題ないだろうが、その他

総合の攻防を見慣れたファンが寝技だけの攻防に満足できるのか?かなりの疑問が残る。

私の見解だが・・・スタンディングバウトは問題ないと思うが

グラップルバウトに関しては年に2イベントのスーパーマッチ以外はやらない方が無難だと思うよ。

最初はそれでも苦しいだろうから、井上康生がプロに転向する際のスペシャルルール的な

感じでも良いと思う。本来はグラップルバウトだったら怪我しないんで年に何回も出来るんだけど

・・・難しいところだね。

当面は夏と大晦日の2大スペシャルイベント・・・・将来的にはオリンピック時の

パンクラチオン・スタイル・レスリングという形になるのかね?

電脳格闘技界 STARTING OVER

電脳格闘技界 STARTING OVER


このブログの主旨は、格闘技界の未来像へ向かっての提言とします。


未来像の完成した形から現在の格闘技界を見渡した上で何が足りないのか?

大衆は何を求めているのか?を探っていこうと思います。

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