日「な、長過ぎじゃね?!なぁ、おいっっ!!
さすがに長過ぎじゃね?!」
隆「まぁまぁ、光啓(苦笑)長谷ちゃんだって
こうして我慢してんだからお前も抑えろよ」
日「ふざけんな!十分抑えたわ!(╬⊙д⊙)
お前、目の前で実彩子と直也くんが同じ状態に
なってたら抑えられんのか?!!」
隆「そんなん抑えられん訳ねぇだろおが!!!
言っていい事と悪い事あんぞ!!(╬⊙д⊙)」
日「ああ?!やんのかゴォラぁああ!!!」
泣きべそかいた千晃ちゃんを慰める秀太先輩と
2人にしてあげよって暴れる日高先輩無理やり
押しながら少し距離を置いたのに
多分、泣き止んだであろう千晃ちゃんの頭を
撫でながら話してる距離は、いつもと同じに
見えるのに
チキン日高先輩は、ヤキモチ妬いて暴れてる
てか何で隆弘先輩のが暴れてんの?(๑・∀・๑)
颯「ふーん、ちゃんとヤキモチとかは外に出す
勇気あるんだぁ、ふーん」
日「ああ?!!んだ、このクソ仔鹿!!!!
お前もケンカ売ってんのか!!(╬⊙д⊙)」
颯「ううん、ちょび〜っと見直しただけ」
日「はぁ?!」
颯「ビビって何にも言えないチキンだと思って
だけど少しくらいは見直したよって言ったの」
真「止めとけや、この先輩アホやからかまうと
面倒くさなんで」
日「お前もか?!2人まとめて買うぞおら!!
(╬°▽°)」
颯「俺パス、真司郎がヤるって」
真「は?!!Σ(|||▽||| )」
日「真司郎ぉおおおお!!!」
真「うわっ!嫌や!!止めって!!」
隆「うぉおおお!!実彩子ぉー!!」
颯「てか、まいちゃん冷静だよね?」
ま「え?」
颯「いくらあの2人幼なじみで本人たち兄妹の
感覚っつっても気分良くないっしょ?」
ま「そりゃ……チョットは…ね///」
颯「いいの?」
ま「いいも何も…」
困った様な笑顔を浮かべて相変わらず騒いでる
真司郎たちを他所に秀太先輩たちを見つめる
ま「千晃ちゃんのこと、凄く大切にしてる所も
合わせて好きになったのは自分だし
それにね、千晃ちゃんを大切にしない秀太先輩
なんて、それこそ見たくないよ」
昨日まで歯切れ悪い返事しかしなかったのに…
秀太先輩と付き合うって決めた、まいちゃんは
凄く強くて優しい笑顔に見える
颯「さすが秀太先輩の選んだ女の子だね」
ま「え///」
颯「なぁ〜に照れてんの本当の事じゃん(笑)
俺、応援するよ(๑و•̀ω•́)و 」
ま「あ、ありがと///」
颯「ねぇ日高先輩もまいちゃん見習って…」
日「秀太ー!!!テメ、いい加減離れろ!!!このチビ!チービ、チービー!!!
(╬⊙д⊙)」
子供か…(´-ω-`)
颯「日高先輩だって大してデカくないくせに」
真「せやな」
日「お前らさっきからイチイチうるせんだよ!
(╬⊙д⊙)」
秀「千晃〜あんな野蛮な男と付き合っちゃいけ
ませんよ〜!(笑)」
千「もぉケンカなるでしょ?ε٩(。•ˇ₃ˇ•。)۶з」
ワザと近づいて煽る秀太先輩に益々暴れてるし
颯「はいはい、ヤキモチ妬いて騒ぐだけで奪い
行けないからって八つ当たりしないでね」
真「せやな」
隆「せやな」
日「っ!」
颯「あ、黙った図星だ(笑)」
真「図星やな」
隆「図星やな」
真「や、真似すんなや」
隆「まぁ、まぁ、俺とお前の仲だし❤︎」
真「どんな仲やねん!!∑(๑°口°ll๑)」
隆「さ、そろそろ実彩子来るかなぁ〜❤︎❤︎❤︎」
颯「ああ、噂の美人の彼女さん?」
隆「おお?興味持っちゃった?持っちゃった?
でもダ〜メ、実彩子は俺だけのだから❤︎」
颯「ヤッパ、フツーそうだよね?」
隆「あ?」
颯「自分の彼女呼ぶの…」
日「千晃!!!!!!!」
俺の声と、ほぼほぼ同時に響いたその声に
そこにいた全員の動きがフリーズした
チキン日高先輩にバカでかい声で恐らく初めて
呼び捨てられたであろう千晃ちゃん自身も
大きく口を開けたまんまポカンとしてる
秀太先輩が肩で千晃ちゃんの背中を押す
千「あ、は…はいっ!///」
確認する様に秀太先輩を見る千晃ちゃんに
大げさに肩をすくめてから唇の左を上げて
えくぼを見せる秀太先輩
小さい身体いっぱいで駆け寄るその姿を
まるでお姉さんみたいに優しく微笑んで
見守るまいちゃん
よく呼べたって大笑いしてる隆弘先輩と
迷惑そうな顔して肩組まれて楽しそうな
真司郎
まいちゃんの頭を何も言わずにポンとする
秀太先輩
千晃ちゃんを本当に愛おしそうに見つめて
手を繋ぐ日高先輩
ああ…そっか…
なんか…
何やかんや…可愛いじゃんね、この2人
呼び捨てすんのも嗾け(けしかけ)らんないと
出来ないとか
呼び捨てされただけで真っ赤になっちゃうとか
何か、もっと恥ずかしい姿お互い見てんだろう
とか思うのにさ(笑)
やべ…
ズルくね?何か応援したくなるわ(笑)