ぽかぽかのある日曜日
二度目のデート
まだぎこちない君が
なんとも言えず可愛らしい
桜の木の下
二人座り込んで
揺れるスカーフが
君の口元に
直そうと
僕が手を伸ばしたら
少しはにかんで
頬が紅色に染まった
日溜まりの中
君の手作りのサンドイッチ
¨たくさん食べてね?¨と
差し出した指先の繊細さに
胸が高鳴り
小さく頷くのが精一杯
これ以上近付いたら
気付かれてしまうから
微妙な距離はあけたまま
他愛ない会話をして
気づけば夕暮れ
あっという間の1日
余韻に浸りながら
家につく頃
¨今日はありがとう¨
¨楽しかったよ^_^¨
送られてくるメール
さりげない気配りがまた愛らしく
僕はきっと
今夜眠れない