ADHD疑い???その2
予約していたCTと脳波の検査も無事終わり、
結果を聞きに行く日は、ちょっとどきどきでした。
しかし。特に検査結果は異常なし。やっぱり様子を見ましょう。ってなかんじ。
なーんだ。ってホッとしたのが正直なところ。
CTと脳波を受けた理由は、脳腫瘍などが原因で、多動症っぽくなる場合が
あるから、とのことだったんです。
姫の心臓手術を受けた後の私には、
心臓の次は脳か~~!
てな感じで結果が恐ろしくて。。。
ホッとしたら、現実に戻り、検査にかかったお金2万強のほうがつらかった。。。
結局、検査をしようが、診察を受けようが、兄ちゃんはやっぱり兄ちゃんで、
普段の生活にも行動にも、な~~んも変わりはないわけです。
診察とは言っても、子供に対しては何もなく、私に対する診察だった気がします。
子供の問題行動にどう対処するか、どうすれば問題行動が減るか…。
とは言え、私にとって初めての子供。
子供ってこんなもんなのか、子育てって大変ね。って感覚で、
問題行動(一般的にね)とされることが日常だったわけですから、
「生活で特に困ることは?」って聞かれても、パッとは出てこないわけです。
なんのために診察を受けているのか、自分でもよくわからない。。。
先生も忙しそうに、「なければ、じゃ、また次回に」で終わってしまいました。
なんとかテストとかいう、問題のありそうな子を集めて遊ばせて、
言語や発達などの専門の先生が観察し、判断するというテストを受けるか
聞かれましたが、姫の次期入院と重なりそうだったんで、やめときました。
血液検査、尿検査、CT、脳波 これらすべてが異常なしだったことで、
私の中で何かがふっきれました。
体に悪いところがない!すばらしいじゃないか!
姫は私より先に死ぬかもしれない。
でも、この子は絶対に死なない。
風邪もろくにひかないし、元気のカタマリみたいな子!
多少暴れん坊だって、言うこと聞かなくたって、
命の心配をさせないだけ、親孝行な良い子だ!
今まで五体満足で産まれてきて、それが普通だと思ってたのが、
本当はとってもすごいことだって、やっとわかったんだね、このときに。
それから、少しは兄ちゃんに対して、目をつぶってやることが
できるようになった気がする。
この年齢ならこれくらいできなきゃ…って考えてたのが、
この子はこれ、苦手なんだよね。でも生きてるからいっか… って、許してあげられるようになった。