俺は我慢した
俺は頑張った

私は我慢した
私は頑張った






ちげぇーんだわ。

そういうことじゃ、、
ねぇーんだわ




両親は私が大学3年生の時に離婚した。
原因は父の不倫が発覚したからだ。


まあ、そもそもとっくに終わってたと思う。


とっくに終わってた。
ただ、不倫がバレただけ。
ただ、それだけのこと。






私の父と母は仲良くなかった。
喧嘩をするわけではない。
肉体的な暴力もない。


いわゆる冷戦状態みたいな感じだった。


今思えば父はかなりのモラハラだったと思う


母が話しかけても無視。
無言の圧力。無視という暴力。
夜は帰りが遅いし休日も基本いない。
挙げ句のはてには母がいない時は
私に母の悪口をいう始末。


父と母が会話をしている姿を最後に見たのは
いつだっただろうか。


そんな母は、父(夫)に気をつかっていた。
顔色を伺い我慢していた。


そんな両親を見ているのが辛かった。
苦しそうなお母さんをみているのが
しんどかった。


さっさと離婚すればいいのに


でも、、、
それは悲しいことなんだから
離婚なんて駄目だ
家族は仲良くするべきだよな
そんな風に当時は思っていた。


だから必死に良い娘を演じていた。
お父さんの顔色を伺って
お母さんの顔色を伺って
波風たてないように。
私くらい良い娘でいなくちゃ、、
お母さん壊れちゃうかもしれない、、


息苦しかった。
生きた心地なんてしなかった。


家が居心地悪くて悪くて仕方なかった。
家に帰りたくなかった。





結局、そんな生活は続くわけもなく
不倫発覚で幕をとじることになったわけだが


ここからが非常にカオス。
薄々気づいてはいたが、
いや、ハッキリ自覚はしていたけど
認めたくなかっただけかもしれない。
自分の親のことを悪くなんていいたくない。
いいたくない。やだ。


でも無理だった。


あいつらクソクズだ。
マジくそ。まじグズ。


うちの両親は毒親なんだ…。
認めざるをおえなかった。


 




次回へ続きます。