離婚する前は家計がずっと火の車でした。


元旦那の給料はフリーターに毛が生えたくらいだったし

私はパートだったし。


私がさっさと正社員で働けばよかったんだろうけど

あの頃は子どもたちもまだ小さくて

学校や幼稚園の行事も多かったこともあり

なかなか正社員では働けませんでした。



そんな中、本当は1番大事にしなくてはいけなかったのに

後回しにしていたのは自分の健康面でした。


子どもたちは医療費が助成されるので

何かあったときはすぐに病院に行けたけど


私は自分の病院代にお金を使いたくないくらい家計が苦しかったのです。


だから病気になっている場合ではなかった。


かといって、何か特別なことをしていたわけではなくて


『元々健康だから大丈夫』


という根拠のない自信だけを頼りに

毎日を過ごしていました。




しかし、それが間違いだと思い知ったのは、末っ子を妊娠していた時。




妊娠中の子宮がん検診で、高度異形成と診断されました。


実はそう診断されたのは2回目で。


一度目は長男を妊娠していた時でした。


その時は担当の先生に

『出産と同時に無くなることもあるから、出産後にもう一度検査してから手術かどうか決めよう』

と言われていました。


しかし、妊娠後期の子宮がん検診では異常がなく

先生も不思議そうにしていました。


結局そのまま長男を出産。

産後の子宮がん検診でも異常はなく


長女、次女の時ももちろん検診は受けましたが

その時は検診には引っかかりませんでした。


しかし、末っ子妊娠時に再び高度異形成との診断。


この時も、出産が終わるまで様子を見ることになりました。


出産後、再度検査をするも、今回は高度異形成のまま。


結局、出産から半年後に円錐切除の手術を受けました。


当時は震災後だったこともあり

手術の費用も助成されましたが

それがなかったらと思うと怖くなります。


今でも検診は定期的に受けています。

娘たちにも、20歳を過ぎたら必ず検診を受けるよう話すつもりです。




この高度異形成が今までで1番大きな病気でした。


それ以降、インフルエンザにかかったり

足の指を骨折したりもしました。


インフルこそしっかりと自宅療養の期間を守りましたが

骨折は病院に行ったのは最初だけ。


あとは自己判断で固定を解いて、普通に生活していました。


もちろん良くないことです。

お医者さんにしっかりと診てもらうのが当たり前。


でも、自分の医療費が無駄だと思ってしまうほど

家計がアップアップだったんです。



離婚した今は

自分の健康のこともちゃんと考えるようになりました。


だって頼れるのは自分しかいないから。


慢性的に悩まされていた肩こりも

病院で薬をもらうようにしたし


バセドウ病でも毎月通院しています。


あとは歯医者にちゃんと通おうかと思っています。


1人になって、やっと自分の健康にも気を使えるようになりました。


バセドウ病とは長い付き合いになりそうですが

うまいことやっていこうと思います。