この赤い色の絵本が再び手に入るようになって本当に嬉しくて。






この絵本の挿絵は

がまくんとかえるくんシリーズの

アーノルド ローベルの妻、アニタ ローベルです。

ナチスドイツの迫害を経験された方。

美しい方で、凄みのある細やかな挿絵が私はとても好きです。


戦争で多くのものを失って

着る物にも不自由する母と娘。

娘のアンナのオーバーは小さくなって

お金もないけれど、売っているお店もない。

街には傷ついた人が溢れている時代。


多くを失い、これ以上大切なもの、

大切な方から引き継いだ思い入れのあるものを手放していくのは

どんなに切ないだろうと思うのですが

お母さんはアンナのために

大切な形見の金時計や美しい宝石、

食器などと、交換していきます。


羊の毛が伸びるのを待つところから始まる物語。


糸を紡ぐ場面も出てきますが

ちいさなおうちさんも

コットンを種から育てられて

収穫して紡ぐ様子もアップされています。


春に綿の種を蒔く様子をアップされていて

ちょうど綿の種が売っていたので

私も蒔いてみました。


初めて花が咲くと嬉しくて

だけど、収穫の時期を迎えても

何も変化が見られず。

可哀想なことをしてしまったなぁ

もっと手をかけてあげないとなぁ

と。


ところが先週東京から帰ったら

小さな綿がまんまると。






まだいくつか実ってくれそうです。


ちいさなおうちさんのブログを読みながら

このアンナの絵本や

ペレの青い服

など糸に紡ぐ前から描かれている物語を思いました。


その頃

今日の絵本、アンナの赤いオーバーの再販を知りました。


新たな気持ちで読み返し

張り切って仕入れました。


きっと大人も子ども達と同じように

オーバーが出来上がっていく様子に

驚きを感じながら読めると思います。


必要なものを

こんなに時間をかけて

色んな人との縁を持ちながら

その喜びのスパイラルを循環させながら

手にする物語。


クリスマスはまだ先だけど

お知らせしたくなりました。



                1430時税込





絵本屋つきのあめから

お届けします。



メッセージ欄からもどうぞ^ ^


🍄11月の出店は

 11/12日曜日

 11/17金曜日 共にくらふとやさん


11/12は

スタンプラリーなどもあります。

10:00-16:00ですが

🙇‍♀️絵本屋つきのあめは12時ごろからのオープンに

 なります。申し訳ございません。

 とびっきりの絵本を揃えてお待ちしております。

 宜しくお願いします🙇‍♀️