図書館 や 特に 
図書室
という響きに反応してしまうんです。

インスタで いいね をくださったご縁で
こんなに素敵な図書室に巡り会えました。


柔らかな文面に

思わず一気読みしてしまって

気がつけば、

図書室に座り込んでしまった感じです。


紹介されている本も魅力的で。




迎えずにはいられない絵本との出会いが

ありました。



絵本の帯を書かれているのは
以前、保健所でお仕事をご一緒した
しぶたねさん。
気さくで優しい しぶたねさん。




お迎えする絵本は

実際に手にとって読んで決めていますが

今回は読まずに決めました。

いろんな立場の人の心に沿ってくれる、と

わかったので。


とはいえ

出版社へのお願いは

緊張して、社名を間違ってしまいましたが


淡々と訂正しながらお電話をとって下さいました。

失礼いたしました。



絵本への思いをお伝えすると

気持ちよく応じて下さいました。


今週末の出店に間に合うようにと

すぐに送って下さいました。

励ましのお言葉までいただきました。

ありがとうございます。



本の帯を、しぶたねさんにお願いされた経緯も

話して下さり

何より心に残ったお話は

また後で。


しぶたねさん


初めて読む絵本



表紙の折り返しにある言葉



もう この言葉に

きょうだい児

という想いを込められた絵本に

居場所と感じた

寂しい時を思い出しました。



先にふれた

出版社、生活の医療社の担当の方が


「きょうだい児 というより

 もっと普遍的に読んでもらえるといいな

 と思うのです」

の言葉に深く共感します。




子ども時代の寂しい私も

大人になっても

自分の素直な気持ちは わがまま と

カウントされ


カウントされるのだと自分でも思い込み

恐れ

恥じて

がまん する。



自分の気持ちを優先しようとすると


「そんなことしたら ダレソレが 可哀想やろ?」


の言葉が一番私にこたえて

黙らせることができるのを知っている環境から

抜けるのに随分時間がかかりました。


自分で抜けるしかないのです。



子どもは

大人がいないと生活できないから辛いです。



重い病気の子がいる環境でなくても

兄弟姉妹でいることにくたびれたり

毎日生々しく生活していると


帯の言葉みたいに


   おにいちゃんなんて もーきらい


って思う気持ち

そう、思う気持ちを

感じられるといいな。




わがまま はいけない

がまん しなさい

きらい と言うことを許さない‥



いろんな日

いろんな時があってもいいのに‥


いろんな日が

いろいろあるのだから‥。


と思うのです。



こちらの

チヨココルネの絵本の主人公は



レモネードやさんの弟くん。





二人のお母さんの

榮島 佳子さんが書かれました。


次男くんの

「どうして お兄ちゃんばっかりなの??」

の言葉を受けての作品です。


「ぼくだって!」という熱い叫びに心打たれ

川尻 杏子さんが

挿絵を描かれました。



とびっきりの挿絵には

不安

寂しさ

怒り

自責

プレッシャー など様々な気持ちがあふれ


次男くんのエネルギーが愛おしく

何より楽しい絵本です。




いわゆる

きょうだい児

でなくても

私が苦しんだように

こんな感情に襲われることは

子どもにも大人にもあります。



榮島次男くんのように

気持ちを受け止めてくれる大人が

そばにいてくれると、しあわせだけど


それが叶わず

大人になる人も少なくはないです。


最終的には

どんな感情も言い訳も

とがめることなく聴いてくれる

だれか ではない 自分 を

自分の中に住まわせて


自分を育てていくことを

教えてくださった先生の言葉を

思い出しています。


そんな気持ちの在り様の

イメージを助けてくれる絵本でもあります。




お兄ちゃんがレモネードやさんなら



ぼくは

ぼくの好きなチョココロネやさんになろう

って思うのです。


ママに教えてもらいながら

チョココルネを作ります。


大好きなママと。

ぼくとママの二人で。


二人でこねこねしているうちに


絵本の前半の気持ちが

まるまってきます。


パン生地を


   すこーし おやすみさせて


の場面では

ぼくも すやすや

そばにいるママの手



    ぷーっとふくらんだら



ぼくもママも

よだれが‥。

お口を開けてぐーぐー眠っています。


そう

大人も子どももくたびれたら

ひとやすみは、とっても大切です。



からだいっぱい

気持ちいっぱいで

パン生地を

ながーくのばして くるくる くるくる

見開きページいっぱいに くるくる くるくる



コロネが焼けるのを

ママとほっぺをひっつけて

とろける笑顔で見ています。



ラストのページは

カラリと、とっても無邪気です。

気持ちも、ふっくらしています。



気持ちをわかってもらえること

楽しいこと

好きなことは

エネルギーになります。


思いっきり楽しむ。

気持ちを抑え込まなくてもいい。


帯にあるしぶたねさん、清田悠代さんの


   ぼくの好きなものを応援するのは

   「あなたが大切だよ」

     のメッセージ。


   すべての子どもの「好き」が

      大事にされますように




ママの気持ち

挿絵からの応援

清田さんの言葉に抱きとめられます。


どの子も

どの人も

「好き」を大切にされますように。









             1650円税込


こんなに可愛いカードも送って下さいました。



ご購入の方にプレゼントさせていただきます!

ありがとうございます

優しい😭


次回

長男くんの絵本をご紹介します。




絵本屋つきのあめからお届けします。

メッセージ欄などからもどうぞ^ ^