間に合いました。

観て、感じてきました。

行けて本当によかった。





本棚にあるお気に入りの和田誠さんの絵本は

私が生まれる前の作品でした。


あれも、これも

和田さんだったんだ‥。




その才能と仕事量に泣きそうになるのですが





思わず笑ってしまう作品に涙は引っ込み

お仕事ぶりの映像は圧巻です。












この絵本は、和田さんの挿絵の力が絶大です。

上下に開く絵本は、初めて知りました。

和田さんのアイデアでしょうか。


絵本とエピソード



帰宅してから

改めて和田さん作品読み返しました。


たまらない懐かしさと

ファンタジーながら月の満ち欠けなど

科学的なことも、盛り込まれています。

       復刻版ご用意できます!2540円


そうそうたる巨匠達。


和田さんから学べます。


エリックカールさんの

お月様絵本のように

お月様が好きな男が長い長い梯子で

お月様を取りに行くのです。


ノスタルジックな装丁でカバーもついてて

1ページが分厚いです。



自分一人だけでお月様を楽しみたくて

箱に隠して

形が変わるのを楽しみます。


それを見ていた泥棒に盗まれて

だけど

泥棒が、箱を開けた時には

お月様は新月のため、空っぽなので

捨てます。


次に女の人が見つけた時は

細いお月様


たてごと

にして大評判になります。


原画で観れました。


大きくなるお月様を持て余し

自分の都合に合わないと

海へ放り投げます。


潮の満ち引きにもふれ


国同士で

月を取り合います。


このクライマックスの場面が

皮肉にも 今と重なります。


解決していくのは

子どもたちであることに託されたのは

甘やかな希望というより


一人の我の強さ

分け合えないこと

交渉、会話することなく盗り去ること

身勝手さ‥

への警鐘に思えます。


子どもたちが

未来を変えて

間違いを避けられるように

学ぶことや

世界にある様々な言葉を知り認めていくように

多様性

にも触れているように感じました。


選択を間違わないように

思慮深く考える力を

時に失敗という経験も味わいながら

大人になっていけるように


大人も立ち止まれるように

書き描かれた絵本のように感じます。



      こにらは現代版 1650円税込





子どもたちに向けて書かれているようですが

              1320円税込

大人こそ

振り返りたい言葉からなる

いくつかの

ともだち をテーマにした詩絵本です。


 ともだちって そばにいないときも


 いま どうしてるかなって おもいだすひと


心優しい人を想います。



どんなきもちかな

 という詩では

 


相手の気持ちを想像する言葉が続きます。

こんなこと 言われたら

こんなこと されたら‥。


大人も

大人こそ です。



あったことがなくても


の詩は

挿絵ではなく写真です。


世界中に視野を向けて

悲惨さや環境を知らせるだけではなく


 どうしたら てだすけができるだろう


 なにを してあげたら いいだろう



と投げかける詩です。


どの絵本も

子どもにだけ差しだすのではなく


大人が

今の自分として本を手に取り

読むことが

何より大切だと思うのです。







わくわく講座の子どもたち

よく、肩組んでました。なぜか^ ^

大きい子はこの春大学生☘️いいやつらです。



最後に

こちらも和田誠さん作品でした!





  かいて かいて


  ぬって ぬって



と1ページごとに

真っ白なページに 

子どもたちが描いていい絵本です。


なので

字 和田誠

であって

絵 のところにはお名前が書けるように

なっています!




その子ならではの

一冊の絵本が

谷川俊太郎

和田誠 両巨匠と創れるのです。


きっと

大人が描いても素敵だと思うのです!




駅直結で夜の7:30まで観れます。

6/18最終です。是非‼️ すごい世界ですよ🖼️




絵本屋つきのあめからお届けします。