2022 1/10(月)22:25からの100分で名著は

金子みすゞさんです。


❄️放送を見終えて

金子みすゞさんの凄みの理由が

一つひとつ よくわかります。


多くの悲しみ、寂しさを知る若き日の

みすゞさんが

雑誌に投稿するのは


YouTubeなどに

私達が想いを表現し

共感し つながっていくことと

重なるのだとか。



その悲しみや寂しさ

不条理さも

悲しみが文学へと昇華すると言う

番組終盤の言葉に


やはり人は

話すことと同じように

綴ること

書くことで

乗り越えていくということを

言葉で聴くことができて

心が整いました。


ブログで胸のうちを綴られる方も

心に浮かびます。


来週の放送もとても楽しみです。

見逃された方も再放送で是非。❄️




ふと

番組欄が目に止まり

本棚の金子みすゞさんの詩集と目が合い

ふわっと胸が熱くなりました。



読み返して


幼い子どもにも よくわかる

優しい言葉。



私達親子の思い出の詩は


たいりょう


あさやけ こやけだ

たいりょうだ


おおばいわしの

たいりょうだ


はまは まつりの 

ようだけど


うみの なかでは

なんまんの

いわしのとむらい

するだろう



何故か娘が気に入って

親子でおぼえてしまいました。


最近つくづく

詩はいいなぁ と思うのは

声に出して読むと

心地よく

より響くということです。


特に

子ども達には詩がよく乗るのです。



この詩も

大漁の賑やかさと

弔いの悲しみ

という金子みすゞさんならではの

まなざしに

初めて読んだ時

打ちのめされるような気持ちになりましたが



幼い娘は

詩を声にすることの心地よさに

気持ちをふくらませ


繰り返し

口にする妹につられて

小学生だった

まだ声変わりする前の息子も

一緒に

元気に口にしていました。



親子でよく

歌うように

息を合わせて。



それがきっかけで

他の詩にも出会っていき


女性が生きにくい時代の中

言葉をお手玉のように差し出し

おはじきのように

言葉を選び並べられた

金子みすゞさんを想いました。



幼い娘さんを

お母さんに託した金子みすゞさんの

生き方を知りました。




みんなちがって

みんないい


で出会われた方も多いと思います。


よく教室の黒板の横に貼られていましたが

時に

「本当に思っておられますか?」と

違和感を抱くこともありました。



久しぶりに読み返すと

なんだか泣きそうなくらい

胸に迫ります。



よかったら

ご一緒に。


取り急ぎお知らせしました。



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