昨日帰省した息子が

私が頂いた年賀状を手に取りながら

 

 

 


 

 

 

「内田麟太郎さんやん!」

と。

もう28歳になるのに

おぼえているのなんて

 

胸いっぱい。

 

 

一ファンの私に

毎年元旦に

一言添えた年賀状をくださるのですが

今年の年賀状は

私も嬉しいびっくりです。

 

 

 

 

 

 

今日は

この銅像の絵本を。

 

 

 


 

 

 

 

 

よく子ども達と読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公の

キツネ と

オオカミ が

 

7歳違いの息子と娘の様であったり

兄妹それぞれのともだち関係と

重なっていたことがしあわせです。

 

ともだちやシリーズが魅力的なのは

登場人物の短所というか

ウイークポイントが

魅力的であること。

 

 

きれいごと などないのは

麟太郎さんの人柄そのまま。

麟太郎さんとの出会いのエピソードです。

 

この絵本では

嫉妬の苦しみが生々しく

降矢ななさんの挿絵で

マイルドに細やかに

いい あんばい です。

 

 

オオカミみたいな

不器用な人が好きです。

健さん…。

 

思いやりあることができるのに

ばれるのが恥ずかしい人。

黙って

さっと優しいことをする人。

 

 

 

 

オオカミが

あんまり恥ずかしがり屋で

行動が不自然なので

 

キツネは寂しくなります。

 

寂しい気持をこらえて

一人でミニカーで遊びます。

 

 

そのミニカーは

出会ったときに

オオカミがくれた

オオカミの一番大事にしていた

赤いミニカー。

 

こんなふうに

シリーズを通して

マニアには、たまらない隠し絵が

ちょこちょこと。

 

じわっと

涙をうかべるキツネの気持も

オオカミはわかっているけど

 

うまく言えないのです。

 

 

 

キツネは嫉妬に苦しみます。

 

してはいけないこと を

してしまうほど。

 

 

大人も

子どもも

動物たちも

嫉妬という感情は

何よりも苦しいものですね。

 

 

嫉妬を乗り越えさせるのは

 

やはり

信頼するための安心感なのかなぁ。

 

 

麟太郎さんの綴られる

とびっきりの物語と

降矢ななさんの挿絵は

気持をふくらませてくれます。

 

 

麟太郎さんと降矢ななさんの楽しいエピソード

 

 

 

4月の開館が待ち遠しいです。

 

麟太郎さんにとって

苦しい思い出の多い

ふるさとでの開館も感慨深いです。

絶対行く!!

 

 

 

麟太郎さんが苦しまれた

義理のお母様の仕打ちも

麟太郎さんへの嫉妬であると

理解されたとのこと。

 

楽しいともだちやシリーズの中には

そんな

痛みや苦み

寂しさを知っている

麟太郎さんならではの

温もりがあるから

心惹かるのでしょうか。

 

 

 


 

 

 

 

 

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