午前の講座ではご紹介できなかった絵本を
お食事中に簡単にご紹介しました。





その中から二冊ほど。



冬の設定の絵本ですが
あまりの暑さに家でもこの絵本のブルーを
見るとほっとします。

日差しがあると
もっと明るめのブルーに感じます。
色の習慣さんに語っていただけたら
いいのになぁって思っていたら
更新のお知らせ!
嬉しいびっくりです。


ひんやり。

水平線の向こうから
クジラ達にひかれて
大きな氷河の上にある北極サーカスが
やってきます。


終始 このカラーをベースに物語が
進みます。

差し色のように ちらりと赤がきいてます。

コメント欄で赤い色についても
語られているのが またまた嬉しくなります。


沢山動物が登場しますが
生々しく描かれていながら
タキシードやチュチュ、ハーフパンツと
おしゃれです。


青い光の中での空中ブランコは

      おつきさまの ひかりのなかを
                  みてる ゆめのようだった



見開きいっぱいに
おおかみの空中ブランコです。


見せ場は大きな大きな氷の穴から
クジラがジャンプです。

この場面のみ
絵本を縦にして
ページも長くつながっている仕掛けです。


ずっと眺めて痛くなる
不思議なあやしさのある絵本です。
非現実の世界が楽しいです。



カバーを外すと一層涼しげです。


もう一冊。



ついつい買ってしまった
エネルギーあふれる絵本です。

このおおかみもずっと、なまなましくて
四足歩行を貫きます。

本は口にくわえて移動します。


サイン入り。


たまたま聴いた本の読み聞かせが
気に入って
忘れ物の本を読みたいのですが
おおかみは字が読めないのです。


森の動物達に読んでほしいとたのみますが
断られてばかり。

「この本 よんでくれ!」だから ね。

ずっとこの口調ですが
本をめくる仕草や
ぺったんこになって聴く姿とのギャップが
たまらない魅力です。

やっとうさぎが読んでくれます。


「もういっかい もういっかい よんでくれ!」

口の悪さが またかわいい。

読めなかったから繋がれた縁
読めなかったから読めると嬉しい。
与えてもらう しあわせと
与えられる しあわせ

循環する しあわせ。



この日は

お部屋でゆっくり語りあう時間も
持てたのも有意義でした。

初対面だけど
同じ絵本の場面を読みあっているので
深く安心して話せるのです。

大学生けいちゃんとマダムが同志のように
語りあっています。

マダムの子ども達はみんなけいちゃんと
同じタイプで
小さい頃は だっこ抱っこ の子達。
うちを含めて。

私が我が子は NHKおかあさんといっしょ で
親から離れて体操なんぞは
絶対できないタイプでうらやましく
テレビを見てたことを話すと

「うちも です。」

「できないです」と答えるマダムに続いて

「無理です。そんなん絶対無理です」と
当事者けいちゃんの言葉がリアルです。


幼児さんの時
親子教室に来ていたけいちゃんは
やっぱり抱っこをせがんで泣いていました。

お母さんに
「安心できるまで抱っこしてあげてね」と
伝えるとお母さんはすっきりと抱っこを。

抱っこで、にこにこと体操したり
スタッフ二人で作るトンネルをくぐったり。

記憶がつながる、けいちゃん。

そう。
けいちゃんのお母さんは
いつもけいちゃんの気持ちを大切に
たくさん 安心 させてあげていました。

けいちゃんはいつも安心して
穏やかに過ごしていました。

沢山抱っこで安心して過ごせた
けいちゃんの姿を眩しく見つめる
子育て中のマダム。

そんな けいちゃんの姿や
話す言葉の美しさや振る舞いは
マダム達の子育てを安心させます。

マダム達から
励まされ たけいちゃんもハッピーに。

エネルギーぐるぐる循環しています。



だれが私達を マダムの方々 と
言ってくれますか?



皆さんのブログのアップをけいちゃんに
知らせると


美しい!



当時、私の 共感 による 安心 を理解してくれる
スタッフは少なくて。

信頼して実践してくれるお母さん達がいたから
やってこれたのです。

私もずっと ずっと 助けられています。
ずっとずっと。

エネルギーぐるぐる

助けて助けられる。

参加者さん同士で癒して癒される

絵本講座の大きな魅力です。




帯の言葉に深く共感。


この がらの悪いおおかみ
自分に思えてきました。

子ども達小さい時 こんなふうに仁王立ちで
怒ってました。



本 が大好きです。



講座の後
ブログをされていない方に
アップのお知らせをすると

皆さん講座の続きのように
ぽつり ぽつり気持ちを伝えて下さいます。

個性きらめくブログの言葉に
共感されていました。

次回はどんなメンバーで
どんな絵本を読みあいましょうか。

詳細をお待ちくださいね。