今日の絵本を読むと
思い出すことがあります。
職員研修で絵本講座を
受けてくださった先生方が
私個人で絵本講座を始めていくことを
とても応援してくださいました。
同時に御自身を奮い立たせる絵本として
それぞれの日常の中で
挑戦される日々を重ねていかれました。
幼稚園の仕事を辞め
夢に向かって挑戦して
ウエディングプランナーになった先生。
毎日子どもに絵本を読み続けながら
小学校の採用試験に合格された先生。
心優しい先生は
優しい先生 であるために
どんどん強く、凛々しく‥。
男性では
パワハラの相談で
個人講座を受講してくださったお父さんは
転職を決意して就業支援の先生に。
講座に来られる方は
ご自身の望む環境に向かって
なりたい姿に向かって
前進される方がとても多くて
変身ぶりに嬉しいびっくりです。
たとえ環境を変えなくても
ご自身が成長されることで日常が変わるのです。
男性も女性も
毎日を積み重ねる貴方に
今日の絵本を。
ドールハウスの中で働くメイドの
ティリーが主人公です。
ティリーは来る日も来る日も
ドールハウス と象徴する苦しい日常の中で
早朝からかまどに火をおこし
料理番に怒鳴られながら深夜まで
はいたり、ふいたり、
みがいたり、こすったり
の くたくたの毎日です。
納得できる
自分が選んだ、はいたり、ふいたり、
みがいたり、こすったり
ならいいのです。
屋根裏のベットに倒れ込みながら
ここにいるかぎり
あらったりこすったりで私の一生は
おわってしまう。
私はふと自分の今までを思い起こし
誰かのご機嫌のための
我慢ばっかりだったなぁと
自分を重ねてしまいました。
自由に暮らせて
なんでも じぶんじしんで
きめられる場所をみつけなくっちゃ
今しかないわ
とティリーはベットから飛び上がりました。
そう決めるところからが始まります。
編み物と裁縫道具だけを鞄につめて
ショールを巻いて
こうもり傘だけを持って
ドールハウスが置いてある棚の上から
ずっとずっと下にある
床を目指します。
さあ、いくわよ
自分に言い聞かせ
慣れ親しんだ場所から
飛び出すのです。
ティリーが自分を励ます言葉が心に響いて
めずらしく絵本にアンダーラインを
引いています。
胸に響く言葉が沢山出てくる絵本で
当時の私は一刻も早く
この絵本の中の言葉にたどりつきたくて
ラインを引いたのでしょう。
ためらうものは チャンスをにがす
チャンスを逃していることも
気づけない時もありました。
気づかないふり
チャンスなんかではないと言い聞かせたり。
チャンスを逃して悔しい思いをして
今度こそ!と手を伸ばせるように
なるのでしょう。
たとえ怒鳴られ居心地の悪い場所でも
慣れ親しんだ 場所 から出ること
自分の気持ちに、もう立ち入らせない、と
決めることには勇気が必要で
まず、ここからが始まります。
こうもり傘を
レースの編み目にひっかけながら
空中で足をバタバタさせながら
懸命に降りてきます。
慣れ親しんだ場所 は
慣れ親しんだ 思い癖 とも重なります。
自分を変えていくって
こんなことなのでは。
男性も女性も大人も子どもも。
やっと床に降りたら‥。
今度は階段です。
なんとかして おりていかなかくては。
そうよ。冒険なくして得るものなし。
もちろんアンダーライン。
一段一段ぶら下がっては飛び降りて‥。
バスケットの中で眠り
一夜明けると
くまのぬいぐるみの
エドワードに出会います。
親切なエドワードに
ドールハウスでの生活を打ち明けています。
どうしたって じぶんのうちを
みつけなくっちゃならないの
勇気を出して
手放し踏み出したことへの
ギフトのようなご縁です。
エドワードが提案してくれる 家の中 での
ティリーの住めそうな所は
ドールハウス の 延長にすぎません。
断るティリーの言葉の中に
ティリーが心から望むものが感じられます。
ここには おちつけそうなところは ないわ
いっときも きが やすまらないわよ
ティリーは全く妥協しません!
自分を抑えることには慣れてしまって
きっと我慢の方が得意だったはず。
もう変身しています。
ついにティリーは
生まれて初めて家の外に出ます!
草花はジャングルのようで
よろめきながらも進んで行きます。
たんぽぽが、うんと上の方あるのです。
こんなに遠くまで
歩いたことがなかったので
疲れてしまいますが
ここであきらめてはいけないと
ゆうきをふるいたたせました。
きっと一人では途方にくれたけれど
手を差しのべてくれる
エドワードがいたから‥。
使われていない温室にたどり着き
こうもり傘でひっかけながら
今度は、よじ登った棚の上に
家にする箱を遂にみつけます。
今までの自分の経験を総動員して
工夫を重ねて掃除をしていきます。
ほうきも棒きれと小枝で作ります。
しおれた草木にも水をあげ芽吹かせます。
にじりよる虫には
わたしのうちに よそものはおことわり
二度とこないで!
と、もう立ち入らせません。
跳ね返せました。
弱っていたり心細いと
このキレと見極めが鈍ります。
エドワードは使えそうな物を
いっぱい集めてきてくれて
花まで摘んできてくれました!
ここからが物語の一番の見せ場です。
集めてきてくれた がらくた を
やはり今までの知恵と経験でどんどん
変身させていきます。
意思あるところに道おのずからひらく
ラインひいてます。
花模様の卵立てを
ひっくり返して台にして
キャップに持ち手をつけて
ショールで引っ張り上げながら水をくんだり
アイスクリームの容器で洗濯して
色とりどりのハギレを
ゼムピンの洗濯ばさみで止めて干します。
乾いたら唯一鞄に入れた裁縫道具で
どんどん素敵なものに変身させていきます。
やはり今まで知恵と経験での工夫です。
つらかったことも全部 経験 です。
今日の一針 明日の十針
もちろんアンダーラインです。
マッチ箱にカバーを被せて腰掛けに
眼鏡ケースに靴下をつめてベットに
枕カバーは花柄にしました。
こんなふうに
大変だった経験も才能として
存分に活かしますが
強いられていたアイロンかけは、しません。
卵ケースは植木鉢になり
エドワードがくれたデイジーも植えます。
見開きページいっぱいに描かれた
ティリーの家は
大人も子どもも見とれます。
マーブルチョコレートの棚が
いいアクセントです。
ティリーは誇らしげで
エドワードは
こんなすてきないえは見たことがないよ
君はなんてすごいんだ!
エドワードったら!
嬉しい言葉のご褒美。
ティリーは一番いいイスを
エドワードにすすめ
キャンドルを灯し
いごこちのいい小さな家で
みちたりた夜をすごしました。
ちょっとしたやる気と
頼りになる がんじょうな傘があれば
どんなことでも できるってことだね
と エドワード。
ティリーはそれだけではないことが
わかっています。
ラストの挿絵が
洗濯の水も無駄にせず です。
すべては、えい!から始まるのですね。
心から応援してくれる人は本当にありがたい。
応援してくれる人がいることは
とてもしあわせです。
🌸お知らせからまだ一週間にもかかわらず
ご予約くださったお一人お一人が
エドワードのように心強く感じ
胸いっぱいです。
ティリーのようにありたいです。
ご予約お待ちしております。
16:00から各講座のご予約もお受け致します。





