かこさとし先生の
プロフェッショナル仕事の流儀から
一夜明け‥‥。


かこ先生のお姿は穏やかでありながら
想像を越える壮絶さで
胸が苦しくなるほどでした。


あんなに苦しい中でいても
言葉は美しく穏やかで
こだわりと信念は揺るぐことなく。


涙が止まらず、その愛情の大きさと喪失感に
呆然としていたら
ちっぷがでーるさんが
深く深く共感する投稿をしてくださり
救われました。
返してくださったコメントを
うなずきながら読ませていただきました。



以前の記事で
かこ先生がくださった
娘へのちょっと特別な絵本へのサインや

手紙にお返事をくださったことを
書いたところ
とても喜んでくださる方が
たくさんいらっしゃいました。



昨日の放送の後
いただいたお返事を読み返していると

あの時、私達親子がとても救われたように
この言葉が
言の葉が

ご自身への言葉として
心に響かせる方がいるのでは
と思いました。

励まされる子どもや親御さんがいるのではと。



放送の中での
かこ先生の 子ども達 ではなく
子どもさん という言葉を選ばれているお姿

何歳の子どもに向けての絵本として書くのか

わかりやすく
正確に

のその姿に

どれほど子ども達を大切に
思っておられるのかが苦しいほどに
伝わってきました。







高校生の娘は今朝、お返事を読み返すと

「7回も目の手術してたんや‥‥。」と

自分の手帳にはさみ
学生鞄に入れていました。



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穏やかな思いやりに満ちた
お返事です。



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    いろいろとご苦心、ご苦労の多い事と
    存知ますが
    どうぞ喜びや幸の質は、それに比して
     深くなる故‥‥。


当時も励まされましたが
今改めて響いています。

私達親子だけでなく
出会った方皆さんに
こんな気持ちを向けてくださる先生です。

放送を観ていて
出版社や代わりに絵を描く鈴木まもるさん
ご家族
若い番組スタッフにも

いつも
ずっとそうであるように優しく
感謝の言葉を重ねておられました。


いただいたお便りなので
とてもとても迷ったのですが

必要とされる方
かこ先生が大好きな方と
共有してもいいのでは と思いきります。


娘を褒め
寄り添い
ご自身を語ってくださり

それは親にとって一番嬉しいことで

今も、時折、折れそうになる私だけでなく
精一杯日々を重ねている
かつての子ども達を抱きしめてくださる
言葉です。




体と心を鍛え
困ったことを切り拓いていきます。
知恵を蓄え
考えを深めていきます。



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番組の中でかこ先生のお孫さんが
かこ先生に贈られた絵に心揺さぶられました。

絵を描くかこ先生のまわりに
だるまちゃん達をはじめ
カラス達やどろぼう学校のどろぼう達‥‥。
絵本の人気者が賑やかに
集う絵です。
肩ごしに
手元に
机の上に‥‥。


私の本棚にも先生の描いた人気者が
いてくれます。
きっと皆さんのところにも。


大切に大切に読み
楽しく読み
仲良く読み
語り継いでいきます。

かこさとし先生
有難う御座います。