ごきげんよう。


読者さんのさいちゃんに繋いでいただいた
高津宮とのご縁が嬉しくて。

とても心落ち着く神社で
私の大切な場所となりました。


先月も今月も猛暑でもあるにかかわらず
行きたくなって行って来ました。


御参りを終え
ふと目にとまった神社横のカフェのメニューに
誘われて思わずドアを開けました。




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蜂蜜レモンソーダだったかな?

たっぷりのシャーベットとレモンの酸っぱさ
蜂蜜の滋養溢れる甘さに体がしゃんとします。


窓から高津宮の石畳が見えます。

このカフェは とても魅力的で



ほら…!


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読書自由 なんて…‼︎



本棚は その人の10年後 という
言葉を聞いたことがありますが
味のある絵本が機嫌よく並んでいます。


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絵本や佐野洋子さんのエッセイもありました。

この 「死ぬ気まんまん」が
Eテレの

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この作品のベースとなっているのです。


私のわくわくポイントは
まだ続きます。



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我が家とお揃いの がまくん



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と かえるくん…!

夏だからかでしょうか
ジャケット 半分脱いでます!


本当に心落ち着く場所です。
しかもすごく心のこもった飲み物やケーキを
丁寧に運んで下さいます。


オーナーさんも本好きな気さくな方で
レジでのおしゃべりで大好きになりました。


絵本をからめるなら
がまくんとかえるくん ですが
この季節に合う作品は すでに紹介していて…。
  ( 2017 3/9がまくんとかえるくんマインドはいかが?足の裏こちょこちょ絵本 )

なぜか心に浮かぶ絵本は
唐突感があるなぁ と
書けずにいたのですが

先日 行った時

見つけてしまいました!
絵本との接点…‼︎








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見えにくいけど 河童!
昭和の黄桜のCMみたいな 河童‼︎

化粧室にも河童発見!

小物も他にもいくつかありました‼︎




という訳で この季節にご紹介したかった
絵本は



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夏ならではの絵本です。


暑い夏の午後
河童と出会い
河童の世に遊びに行く物語。

お気に入りの浴衣を着て
お土産を風呂敷に包み

河童のガータロと泳ぎだすと
浴衣は とっぷり重たくて脱ぎすてました。


水そこは 祭り。
表紙のように 灯りがゆらゆら
あやしく美しく。



大人の河童に囲まれる場面はちょっと怖いです。
ギラギラ見られます。

おっきょちゃんが持ってきた
お土産を差し出します。

唐草模様の風呂敷包みを開けると…


よく太った きゅうりです。


「何よりのごちそう。

  この子の きもをとったりしたら ばちがあたる」


幼い子に丁度いい 怖さです。


河童にもらった餅を食べると

    ひとくち たべたら とうさんをわすれ

    ふたくち たべたら かあさんをわすれ

    みくち たべたら 水の外のことは
       ぜんぶ わすれてしまった。



こわい 話を大好きな人とくぐりぬけてね。





水の中の河童との日々はただ ただ楽しくて。

もう パンツもはいてなくて
河童の家の子として
可愛がられて過ごします。



ある日 水の上のほうでゆらゆら浮かぶ
人形を見つけます。


三日の間 じーっと人形を見つめる
 おっきょちゃん…。



  「これは わたしのにんぎょう!
      かあちゃんがつくってくれた 
                        わたしのにんぎょう。」



その晩 おっきょちゃんは 初めて泣きます。



おっきょちゃんが本当に好きなガータロと
かあちゃんは知恵を求め
ちえのすいこ様を訪ねます。

本当の大好きってこういう事ですよね。





地図をもらい泳いで泳いで井戸の底へ。

冷やしてある大きなスイカを呪文で
二つに割って全部たべなければなりません。


食べおわると 
おっきょちゃんは まあるくなって
スイカの中に。


  「さよなら」
  「さよなら ガータロ」

ふたをして呪文を唱えるガータロ

その呪文が いいんです。


   「たからを こめて かえさんしょ
      たからをこめて かえさんしょ」

すいかをやさしくなでて
ガータロは井戸のそこに潜って消えます。





おっきょちゃんはなんだか体が
ポカポカしてきて

うーんとのびをすると…。


あとは読んでのお楽しみ です。






あちらの世界とこちらの世界というのか
二つの世界を行って帰ってきた
おっきょちゃん。


日常の中で
神社で手を合わすことは
私にとって
こちらの世界から
あちらの世界の空気にふれることです。



お参りを終えて日常にもどるまでの
余韻を楽しめるこのカフェは
大切な場所となりました。



夏の終わりをかんじる風が
吹くようになりましたが
残暑は厳しく この絵本をまだ楽しめるかと
思います。



一人で読むもよし
子どもと読むのも よし。

ご近所さんの おちびちゃんに
お願いして 一緒に読みたい私です。
へんなおばちゃん です!


あなたは 誰と読みたいですか?







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涼しげでしょ。




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心落ち着く
こちらの神社は
鳥居をくぐると
木々の優しいの葉っぱのトンネルの音に
迎えられながら
歩いていく時間から
あちらの世界というか…

神様のもとへ近づいていく気がします。


さいちゃんがアップされた時
鳥居の
                          仁
                          風
                          宇
                          宙
                          敷

の漢字にどれほど驚き励まされたことか。



しあわせな時に雨が降ることが多い私は
神社に向かって歩き始めると
雨が降り出し

その雨は さいちゃんが記事に書かれた
イラストの様な慈雨でした。

そして御参りが終わると雨があがり
青空に変わりました。


この前後も 偶然 がいくつも重なっています。
励まされている気がします。

心休まる場へのご縁に
感謝でいっぱいです。




今日の物語は これでおしまいです。

さいちゃんの優しい文章と一緒に
皆さんにも仁の風が吹くといいなぁ。


ごきげんよう。