ごきげんよう。


3/5日曜日にラヂオ岸和田に来ませんか?と誘っていただきました。


ラヂオきしわだはパソコンやスマホでも聞けるそうです。

http://www.radiokishiwada.jp


ブログでも 度々ご紹介しています 
読書療法サークル 「ともだちや」さん の
種を蒔いていただき、

以前は ともだちや さんのメンバーさんと
行かせていただきました。

久しぶりの再会に わくわくしています。



初めて一緒に
読書療法講座のお仕事をすることになり
広報のためのチラシを 作られる際
「人魚姫」の絵本を読み 読書療法、やわらかい表現で 読みあい についてお話ししました。






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幼い頃 読む絵本と 
大人になって読む絵本の違いをお話しました。



この いわさき ちひろさんと曽野綾子さんの
絵本は 小学生の頃、図書室で 何度も読みました。

学校から帰って 木造の公民館の中の図書室で
読むのに いわさき ちひろさんの作品は
とても しっくりくるものでした。

何度も 何度も読み返したのに

大人になり 娘にせがまれ買って
就園前の娘と 読んだ時

最後のページは まるで初めて読んだみたいな気持ちと 驚きがありました。

子どもの時には 読みきれなかった感情が
大人になった自分が 
理解できるのが嬉しいかったです。


みなさんは いかがでしょうか…。


   にんぎょひめは あさひの ひかりのなかで
   あわになって しずかに きえていきました。

私の記憶の中では 
ここで終わる悲恋の物語でした。


だけど…

   かなしみではなく 

   ひとをあいした よろこびに つつまれながら

   たかい たかい そらへ のぼっていきました。

と あります。


挿絵は ちひろさんならではの 
美しい 朝焼けの中 お日様に向かって
人魚の姿にもどり 
両手を大きく広げ 天に昇っています。



娘に読みながら 出会いなおした
人魚姫の物語は
そうだったんだ… と穏やかに おさまりました。


他の 人魚姫の作品では 泡になって 天に昇っていく この場面を もっと丁寧に 

泡になって 王子に 触れたり キスをして 幸せな気持ちで 天に召されるように 書いてあるものも
あります。



お妃には なれなかったけれど
それでも 海の底でいるより 
王子と 過ごし 愛した この人生を選び
しあわせ だったんだ…




子どもの頃は わからなかった物語が
今は わかるのが 嬉しいですね…。

報われない 悲しい物語では なかった…。

こんな お話をしました。

そして今語りあえ共感できることが
嬉しいです と。


こうして 読んでくださる方を 思って
気持ちを言葉に置きかえていることが
本当に しあわせです。



クリスマス絵本の中でも
すずの兵隊 
「兵隊とバレリーナの想い合う気持ち」(2016 12/13)
  
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で アンデルセンの物語をご紹介していますが
大人の物語だと思います。

わからないけれど
子どもの時に出会っておくと 再会としての
感動があります。

大人になって出会うと 映画のようです。

大人が 感動している心の震えは 必ず子どもに
届きます。

貴重で 大切な経験となります。




そんな気持ちを語りあった方との再会です。

どんなお話になるのか
楽しみです。



今日の人魚姫の物語は これで 閉じましょう。

深く読みあえる絵本に出会っていたことが
嬉しいです。


ごきげんよう…。


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