前回 お知らせした

私の 運命の 本。

何度も読み
お風呂の中でも 読み
ふやけて

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改めて 私の 大切な本


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まだ 20代の 私は
職場で 正しいと思うことが
あまり 理解されず 悩んでいました。

「愛のムチ」が まだ まかり通ったいた時代
「甘やかし」と 「甘える」が
混合されていた時代


初めて
クレヨンハウス大阪に行った時
店長の吉村さんが
勧めてくださった 本です。

柔らかな 表紙と うらはらに衝撃でした。


歯の生えかわる 七歳までを
お母さんの お腹の中の続きと考えて
あまり 目覚めさせず たっぷり かわいがって
育てましょう

と いう シュタイナー保育を軸に
書かれた 本です


まえがき から 涙 涙 。

子育ても 始まったばかり
仕事も まだ 数年
心に 思うことは あるけれど
うまく 言葉にできない

子育ての 後半にいる 先輩方には
たちうちできない。


何より 意見 としては言えても
先輩に 反論されると
そこを切り返していく 強さが 私には
なかったです。


言いたい事があっても
「口答え しなさんな!」の 幼い頃 言われた
声に まだ支配されていました😖

今は
ゆずれない事は
自分の思うことは 言えるようになりました。


会議で意見が通るよう 
理解していただけるように

本を読み 講演を聴き 
自分の言葉に していきました。

勉強して よかったです。
鍛えられました。

そのきっかけに なった本です 
自分の子育ても 助けられました。

緊張の強い 息子に 戸惑い 焦っていた私は

突き放せば 強くなる
活発な 子の中に 入れて ならさないと‥と
浅はかでした。


そうでは ない事を学び
とんでもない 間違いのスパイラルに
入らことなく今に至っています。

息子にも
「お母ちゃん 生き方 変えたの わかった」
と言われました。

ごめんね。




この本に 出会えて どれだけ 心 震えたか‥。

こんな 愛し方が あるんだ。
こんな 愛し方をしたい。

こんなふうに 愛されたかった‥と。


50ページあたりが 1番のお気に入りで
読むたびに涙がでます。

本の中に 出てくる
ジョイス先生が わたしの お手本。

会ったことのない ジョイス先生に
何度も 励まされました。

当時この本は
「習い事を させない」「テレビを見せない」
ばかりが とりざたされつつも

ゆったり 伝えられる
作者の 松井 るり子さんも 
ずっと 大好きです。

他の著書も たくさん 読みました。

松井さんが 伝えたいことは そうではないし
読み手を 尊重してくださいます。


クレヨンハウスでの講演会で
この ぼろぼろになった本に
サインをいただき ずっと 宝ものです。


当時 応援してくれた 保健婦さんは
ブログへのチャレンジを 応援してくれてます。
ずっと 見守ってくれてます。


「もっと 安心して かわいがって いきましょう」

「たっぷり 甘えさせてあげて 大丈夫」

を発信する 私に
子育てが始まったばかりの お母さん達は
共感して ついてきてくれました。

だから 信じる 保育が できました。
本当に ありがたかったです。



当時の子達は すっかり大きくなり
時々 会うお母さん達は

「あの 育て方をして よかったと思う」
「たくさん 抱っこして よかった〜」と
嬉しい報告をくださいます。



こうやって 育ててきた 子達が
どんな 大人になり 社会を作るのか
私は 楽しみに しています。


ずいぶん 抱っこも 市民権を得て
大きい子も 男の子も 
満たされて 健全に 依存しつつ 自律 自立
できている ように思います。


「依存しつつ 自律する」
「健全な 自律の かげに 健全な 甘えあり」
大好きな 言葉です。



お母さんが 大好きな 四年生の しんちゃんが
誰かと ケンカしたりすると
お母さんに がっしり 抱きつき
充電する 姿に
ヨシヨシと思う私。

そんな しんちゃんの 兄いにい さとちゃんは
大勢で おやつの時 
「レディーファーストですー‼️
 小さな 女の子からです〜」と
仕切っていく ジェントルマンへの
道を歩み始めました。

たくさん甘えて 優しく 逞しくなりました。
お母さん がんばったね。


思い悩むことは つきないけど
相談しながら あれこれ 悩みながら
選んでいきましょう。


たくさん愛された 子達が
すっきりと 成長して いってます。

お母さん達 泣きながらも  よくがんばったね。

みんなの顔が 浮かびます。