昨日、東京・原宿で開催された｢世界の野球写真展｣に、ベースボールブリッジのメンバーとともに足を運んできました。
今回の写真展を開催したのは、長崎県出身の若杉雅也くん。カメラ片手に日本を飛び出し、アメリカ・カナダ・プエルトリコ・キューバ・メキシコといった国々で野球に携わる人々、あるいは選手や子供たちの写真を撮りまくってきた、バイタリティと熱意の塊のような男です。といっても職業カメラマンというわけではなく、あくまでも趣味としてカメラを構えてきたアマチュア。彼についてはイベントの概要も含めて｢週刊SPA!｣で取り上げられたので、ご覧になった方も多かったんじゃないでしょうか。
その記事の効果もあってか、当日の会場はこちらが予想していた以上に多くの来場者でごった返していました。場内には若杉くん自身が撮影した写真だけでなく、イベントの趣旨に賛同した様々な野球ファンから提供された展示も置かれていました。実を言うと、かく言う俺も展示をやらないかと若杉くんから直々に誘われていたのですが、会場に飾れるような写真が一枚もなかったために泣く泣く断念。飾られていた写真がどれも非常に生き生きとして輝いて見えていただけに、出展者の方々がちょっぴり羨ましく思えました。
個人的に非常に印象的だったのは、とにかく被写体のファンたちが皆とびっきりの笑顔であったという点です。生まれ育った国が違い、話す言葉も文化も違っても、皆が同じ野球という共通語で通じ合いお互いを理解しあえる。どんな競技であろうと同じことだと思いますが、スポーツの魅力は国境を超えるというのは本当なんだなぁと改めて実感しました。
一方で、世界の狭さを大いに実感した出来事も。それは、会場に来ていたギャラリーの多くが関東在住の国際野球クラスタの一員であり、しかも直接的・間接的に互いにつながり合っていたことです。事実、会場内はさながら国際野球ファンの社交場のような様相を呈しており、あちこちで野球談議に花が咲いていました。リアルで初対面同士の人たち同士が｢私、確かFacebookであなたとフレンドになってましたよね?｣と確認し合うという、どう考えても順番が逆だろとツッコみたくなるような会話もしばしば(笑)
俺自身も、FacebookやTwitterなどで既にお世話になっている方々と、親交を深めることができました。久々にお会いする方も多く、本当に楽しかったですね。それぞれ興味関心を持つ分野は違っても、同じ野球というスポーツを愛し自分の得意分野をどこまでも深く掘り下げていっているという点では、集まった人たちの多くは皆同じ。同じ趣味を持つ人々とリアルな場で交歓できたことは、本当に自分自身のベースボールブリッジでの活動にとっても刺激になりましたし、他のメンバーも多かれ少なかれ同じようなことを感じてくれたんじゃないかと思います。少なくとも、俺は確実にスイッチが入りました。
今回のイベントを開催するにあたり、主催者の若杉くんは決して安くないものを少なからず犠牲にして来たと聞いていますし、当日までの彼の苦労は本当に測り知れなかっただろうと思います。それだけに、今回の写真展が成功裏に終わったことは本当に素晴らしいと思いますし、若杉くんはもちろんイベント運営に関わった全ての方々に対して｢ありがとう、お疲れ様｣という言葉を心からかけたいです。次はまた2月か3月に開催したいという意向を耳にしていますが、その時もまた絶対に参加したいですね。できればその折は是非出展者の1人として!!
さて、しかし俺たちベースボールブリッジも彼には負けていられません。2/1の土曜日にはいよいよ、池永大輔さんを再びゲストに迎えての第2回トークライブを18時から開催する予定です(会場は17時30分)。会場は都営新宿線菊川駅から徒歩6分。当日はスタッフが会場までご案内させていただきます。このトークライブは、今年度のベースボールブリッジの活動における1つの集大成にもなるイベントであり、メンバー一同本当に気合が入っています。それだけに、絶対に成功させるんだと俺自身も決意している次第です。
ヨーロッパ野球のついての紹介が主なテーマだった、昨年2/17の｢ヨーロッパ野球トークライブ2013｣に対し、今回はオリンピックと野球というより幅広いテーマを取り扱い、皆さんと一緒に考える場にしようと思っています。それだけに、ヨーロッパ野球にとどまらず様々な分野に興味がある方々に、是非いらしていただきたいです。今年は前回のトークライブを教訓に、中身のクオリティをかなりブラッシュアップさせていますが、逆に会費の方は前回から1000円オフの2000円でやらせていただく予定です。皆様お誘いあわせの上、是非当日は菊川までお越しください。お待ちしております!!
イベント詳細