Somebody scream!!俺的スタジアムアンセム集 | 欧州野球狂の詩

欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

 ずいぶん久しぶりとなる音楽ネタです。どんなスポーツにおいても、スタジアムでの雰囲気を盛り上げるための装置は必要というもの。そのための最もシンプルかつ有効な手段が、いわゆるスタジアムアンセムと言われる楽曲群の使用でしょう。今回は、実際にスポーツ会場で使われている曲の中から俺が気に入っているもの、そして実際に使われているかは分かりませんが「この曲、スタジアムでかけたら絶対盛り上がりそうだな」と思う曲をいくつか紹介したいと思います。

1.Scooter/Stuck on replay


 ドイツの大人気ハードコアテクノユニット、Scooterの曲。90年代半ばごろから活動しており、これまで発表した40近いシングルがいずれも各国チャートで上位入りするほどの実力派で、「テクノ界のゴッドファーザー」という異名もついているんだそう。この曲は2010年に彼らの母国ドイツで開催された、アイスホッケーのIHF世界選手権の公式テーマとしても使われました。サビの「Guess I'm on my way~♪」という部分、数万人規模で大合唱したら感動ものですよね。

2.Zombie nation/Kernkraft 400




 Scooterと同じドイツのテクノユニット、Zombie Nationの超有名曲。こちらはこのブログで取り上げるまでもなく、スポーツ界隈ではおなじみの存在と言えるでしょう。2009年秋、シアトルにマリナーズ-ヤンキース3連戦を見に行った時の話ですが、第1戦でイチローがマリアノ・リベラからサヨナラ弾を打った後は、マリナーズファンは皆この曲に合わせて大騒ぎしてました。もちろん俺もはしゃぎましたとも、ええ。

3.Darude/Sandstorm


 こちらもスポーツシーンではおなじみの曲と言って差し支えないでしょう。ジャンルとしてはハードダンスに分類されると思われますが、トランスのコンピアルバムにも収録されてることが多い気が。発表されてから7年経ちますが、選手入場曲としては今なお色あせない存在と言えます。前述のアメリカ旅行の際は、セーフコフィールドでもこの曲が、マリナーズの選手が1回表の守備に就く時のBGMとして使われていました。

4.Karl Wolf/Africa


 男の俺から見てもカッコいいと思えるイケメンR/Bシンガー、Karl WolfによるロックバンドTOTOのカバー曲。ダンスホールレゲエ調のアレンジがされており、またレゲエDeeJayのパートがあるなど、原曲とはだいぶ異なる色合いの楽曲になっています。このリアレンジ、Youtubeでは結構賛否両論あるみたいですが、俺は好きですよ。ちなみにこのKarl Wolf、レバノン生まれでサウジアラビア育ちなんだとか。

5.Ryu☆/Second Heaven


 KONAMIから発売されている有名音楽ゲーム「beatmaniaⅡDX GOLD」の収録曲。この記事タイトルにも使っている「Somebody scream!!」という声ネタで有名です。もっともこの声ネタに関しては、この手のジャンルでは手あかが付きまくっていると言われるほど普遍的な存在であり、この曲独自のものでは全くないんですけどね。

6.Abandon All Ships/Megawacko 2.1


 カナダ・トロント出身のポストハードコアバンドによる楽曲。トランス風のイントロから、一気にメタルっぽくなる唐突な展開ぶりが面白いです。全体的には激しい曲なんですが、サビのメロディーがポップで分かりやすいので、スタジアムでも合唱しやすい曲じゃないかな。野球の試合で使うなら、個人的にはイニングの間のBGMとして使ったら面白いと思います。サビの一番最後の「ハレルヤ~♪」という合唱が終わった直後、「3回の裏、○○の攻撃は~」みたいにアナウンスが続いていく感じですかね。