システムプリズマ開発です。

『迷宮塔路 レガシスタ』品薄ながら発売中です。



フォルクス役の子安武人さんにも『レガシスタ』をプレイしていただいているようで驚きました。
ありがたいことです。

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2012/3/20



せっかくですから、フォルクス絡みで小ネタをひとつご紹介します。


開発中盤、シナリオができて音声収録を開始した頃の話です。
音声収録は東京でやるのですが、システムプリズマは大阪にありますから開発スタッフの行き来が結構大変でした。


フォルクス役の子安さんの音声収録の日はレガシスタのディレクターがどうしても忙しかったので、開発が終わって余裕があるファントム・キングダム ポータブルのディレクターに代役で立会に行ってもらいました。
(ちなみにファントム・キングダムの主人公ゼタの声も子安さんです)


立会には行ったものの彼はレガシスタの開発担当ではないので、細かいニュアンスまではジャッジできません。
子安さんは大ベテランですからシナリオ音声の収録は問題なく進んだのですが、問題は戦闘ボイスの収録で起きました。
戦闘描け声を「ちょっとヘタレ声で録ったほうがいいのか」、「ビシッと決めて録ったほうがいいのか」という問題です。


キングダムディレクター曰く「わっかんね……」ということになったようで

結局、フォルクスの戦闘ボイスは二種類収録させていただいて「ゲームに合っている方を後日開発スタッフが採用する」事としました。


そして後日、二種類のボイスが納品されたのですが……。
さすが子安さん、どちらを選んでもイイ感じなのです……!


両方共ばっちりのかけ声を二種類も収録してもらったのに片方をボツにしてしまうのはしのびない、もったいないよなぁ。
何とかならんかなぁ。

と悩んだ結果

フォルクスだけは特例扱いの処理にしました。


2人、3人パーティ編成時と
1人パーティ編成時で

戦闘ボイスが変化するようにしてみました。
(注意:2人以上パーティ設定で、途中仲間が死んでフォルクス一人になっても声は変わりません。最初からフォルクスだけの1人パーティの時のみ変化します)


こんなの言わなきゃ誰も気が付かないでしょうから、ここで披露させていただきます。

フォルクス好きの方、子安さんのファンの方はぜひ一度お試しください。


ではまた。



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