システムプリズマ開発です。



クラシックダンジョンX2』お楽しみいただいていますか?




発売してそうそうですが、

クラシックダンジョンX2』の機能をバージョンアップさせる無料パッチを作ろうかな、と考えています。



その目的は

「発売まで我々開発陣が気づかなかった部分の機能追加、修正を行い、より商品のクオリティを上げるため」

です。




ただし


パッチ作成用に追加予算が出ているわけではなく

本業の開発(別のゲーム開発)をしながら、時間を工面しての作業になりますので


なるべく小規模な対応のみとなります。




今予定しているのは


・ヒヨッキー黒を倒したときのワイド出現率アップ

(『X2』ではどのヒヨッキーもドロップに差がないため、その部分を一部修正します。

黒は他ヒヨッキーのワイド出現率の2~2.5倍を予定)


・酒場でキャラクターを好きな位置&向きに配置できる機能の追加

(一枚のスクリーンショットに好きなキャラを納めたいですよね)


・相手の酒場でスタートボタンを押したら元の酒場に戻るショートカットの追加

(キャラで出口が塞がれてしまう可能性があるのを回避するための措置)


・サンジョンでの自分がいる「ランジョンの種類」の表示

画面右下に 「N_C_H」 のように表示され、今いる場所が赤く光る予定


・MMLエディット時、LR操作でカーソル移動させる機能の追加


・武器やキャラクターの説明文編集の際、入力途中でキャンセルボタンを押してしまうと何の警告もなしに入力内容がリセットされてしまうのを警告が出るように修正

(コラボデータを作る際、スタッフがこの仕様で何度も泣かされたため)


・装備品おえかきをロードしたときに、説明文もロードするよう修正

(今の仕様ではコラボデータの装備品説明文などが読めない事に気が付きました)


・転職時、そのキャラの過去最高レベル表示の追加


・ランジョンでゲートを抜けた直後「スタート」表示中にモンスターの攻撃でダメージを受けるのを修正


・ヘヴンのゲート出現確率の変更
(ゲームバランスの調整です。ヘヴンでは今より出口が出現しにくくなります)


・その他、我々が想定していなかった動作の一部修正


です。




それと、

デバッグの物量次第ですが、


・ランジョンのランダム生成パターンを増加させる


のも検討しています。

『X2』では前作よりも生成の総パターンを増やしたのですが、ランジョン自体の種類が3倍になっていますので、結果、ユーザーの皆さんから見れば生成パターンが薄くなっていると感じるのではないか?という気がしているためです。


対応すると今とは少しだけバランスが変わってしまうのですが、長い目で見るとやり込み時の面白さは上がると思います。



また、


・「おえかき」称号に関係なくおえかきが反映可能になる商品を 裏ショップで販売する



のも検討中です。


我々が想像していたよりもユーザーの皆さんのなかで「おえかき」が熱いようですので、「おえかき」したキャラでも称号枠を気にせず最強を目指せるような機能を追加した方がいいのではないかという対処です。


これは実装は可能そうなのですが、デバッグが量的に対応できない可能性があり、慎重に検討をしてます。

対応した場合も、やり込みに入ってから必要になる品ですのでかなり高額になると思います。





また、パッチ対応を迷っているものとして

「操作キャラアニメーションの一部修正」があります。


・女性キャラの横向き時の足の向きを前方向きに修正

(問い合わせを2件いただいたため)


・前向きの時と後ろ向きの時で武器の向いている方向が逆になっている仕様の修正

(現状のほうが良い部分もあるのであえてそうしていたが、持つ部分がその物体の正中線から離れているものを描いた場合、後を向いた時に違和感が生じるという意見もあるため)


・キャラが上向きで どんきのタメ攻撃を行うとグラフィックの前後関係に違和感が出るのを修正


これらについて、現状のままか、修正するか検討中です。

修正したらしたで、既に現状に合わせておえかきされたユーザーさんにご迷惑をおかけすることになるかもしれませんので……。



これらパッチ作業については


今日から一週間程度様子を見ようと思いますので、もし何かご意見がありましたら


support★prisma.jp

(★は@に変えてください)


までメールタイトルを「パッチ意見」としてお送りください。


3/31までご意見は受け付けます。


(今の時期にパッチ対応を検討しているのは単純に我々開発陣のスケジュールの都合です。

本業が超ハードになる前の「今」なら、まだなんとか『X2』のために時間が工面できそうというのが理由です。

去年と違い、この先のバージョンアップ対応はスケジュール的にほぼ不可能です)


なお、「パッチ意見」のタイトルのメールは内容を参考にさせていただきますが個別にはご返信致しません。

ご了承ください。




ではまた。