2月18日はPSP用アクションRPG「クラシックダンジョン」の発売日です。

システムプリズマが企画・開発を行いました。


予約してくださったお客様、ありがとうございます。

ゲーム販売では予約がとてもありがたいです。


だって、マイナーなゲームって店頭に並ばないじゃん?


……。




systemprisma


さて。


今回は「体験版」についてです。



体験版ないの?


というユーザーの方々の声が我々開発陣の方にも聞こえてきています。


現時点では


ありません。作ってないです。



開発中は


作るのかな?

と覚悟もしていたのですが、


日本一ソフトウェアではクラシックダンジョンの体験版は作らない方針だったようです。



理由は色々考えられますが。


逆に評判落としたらマズイよね!

というのがあったかもしれません。


初ジャンルですし。

ゲームシステムもややこしいですし。

序盤のプレイだけだと中途半端な評価になってしまう事を危険視したのかな、と勝手に解釈しています。





それでも、たとえばドットエディタだけでも公開して、発売前にキャラを作ってもらったり出来た方が良かったかもしれません。



体験版を作ることは開発者から見ても、メリットとデメリットがあるのは確かです。


メリット

ゲームの存在がより認知されて、やったユーザーの評価が高い場合、売上増が見込める。

感想をゲームにフィードバック出来ることがある。



デメリット

製品版を作るためのパワーを体験版に振り分けるため、そのぶん製品版の完成度が落ちる。

もしくはそのパワーを根性で補って開発者が死にかける。




開発陣から考えると体験版は鬼門です。

特に小規模開発の場合、鬼門。


一番体力と神経を使うマスターアップを二回行う関係で、開発効率が落ちることが多いためです。

根性でカバーすることも当然しますが、そのぶんの根性は製品版に注ぎ込みたい!

と思わなくも無いですし。


そういう意味では今回体験版を作らなかったぶん、製品版に手間をかけられました。



いま、体験版を作っていないのは間違いないのですが、


もしかしたら、クラシックダンジョンでも発売後に体験版をだすという話も出てくるかもしれません。


遅いですか?

製品版買った人には意味ない?


その時には



「妄想クラシックダンジョン2」を作って、体験版の裏モードで入れてやろうかと画策しています。


……。

体験版でそんなことやってたらスタッフが死にますね。

だめか。




もう、発売間近ですのであとは製品版でお楽しみいただければ幸いです。