2/18に日本一ソフトウェアからPSP用ソフト「クラシックダンジョン」が発売になります。
http://nippon1.jp/consumer/classicdungeon/
http://ameblo.jp/classicdungeon/
システムプリズマでは、こちらのゲームの企画と開発を担当しました。
レトロ風だけど、中身は濃いです!
チマチマ育成するRPG好きな人、キャラメイク好きな人はチェックしてください!
このブログではゲームの一部をマニアックにご紹介します。
おえかきエディタ
このゲームには「おえかきエディタ」というドットエディット機能がついています。
あまり広報で詳しく扱われていないようですので、ここで詳しくご紹介します。
「おえかきエディタ」では前後左右で合計4枚の「顔」画像を作成します。
「顔」のサイズは 18*18 pix 。
長髪やツインテールなどの髪型は、メニューから簡単に付け足せます。
(ロング、ロングはねっ毛、ショートツインテール、ツインテール、ポニーの5種類)
付け足した髪は、キャラの動きに合わせて自動でアニメーションしてくれるようになります。
つまり、4枚の静止した顔グラフィックを作ればそれで完成。
(大抵の場合、左右の顔はコピーすればそのまま使えるので実質3枚でOK)
プロモーションビデオや広報では、一部のキャラで体の部分まで「おえかきエディタ」で描かれていますが、実はアレ、裏技的なテクニックです。(下の写真みたいなやつです)
本当は体を描く必要はなくて、体や手足には装備している鎧のグラフィックが反映されます。
どうしても体まで描きたい場合は顔の18*18スペースに体まで描けば、ソレっぽく見えてしまうのですね。
ただし裏技なので工夫しないとアニメーションにちょっと違和感あるかもしれません。
操作性についてですが、方向キーと○ボタンでポチポチとドットを打っていくスタイルです。
一部ドッターに必須の、右クリックスポイトならぬ□ボタンスポイトも搭載。
△ボタンで透明色をおけます。(ドットを消せます)
×ボタンはメニューの表示。
LRボタンで選択しているパレットを左右に一つ送ることができます。
SELECTボタンはプティングの顔グラフィックのアウトラインをガイドラインとして表示/非表示します。
STARTボタンでプレビューに反映します。
この操作形態の何が便利かというと、パレットから色を選ぶ度に別のウインドウやメニューにカーソルを動かす必要が無いのです。
ここがドットエディタとして一番こだわった点ですので使い易くなっていると思います。
ちなみに、部分コピーや部分移動はありません。
これを入れると操作が煩雑になってしまうのと敷居が上がってしまうので実装しませんでした。
18*18はかなり小さいサイズなので部分コピーがなくても十分快適にお絵かきできます。
ただ、前面と背面、右側面と左側面という「対応した方向」の全上書きコピーはメニューから可能です。
メニューの機能は次のとおり。
パレット(色)変更
髪型オプション追加
向きの変更
逆側へ反転コピー
メインキャラクターからコピー
おえかきセーブ
おえかきロード
エディタ終了
アニメーションを描く必要がないうえに、サンプルの改造も簡単なので是非挑戦してみてください。
描いたデータはPCなどを使って他の人と受け渡しもできますよ。