たとえばこんなデジタル奇談4-1 | のたくたゲーム日記                                      ~無料オンラインゲー渡りある記~
 仮想の世界を、限りなく現実に近づけていく。
 現実を帯びた小物を置くことでリアル感を持たせるジオラマのように、VIはいくつものプログラムを重ねてできた箱庭みたいなもんだ。
 脳が勘違いするくらいに計算して作り上げた現実そっくりの情報を、一つ、また一つと放り込んでいく。
 少し前にもリアル(現実)のルールを持ち込んで、またこの世界は偽物の現実に近づいた。
 こうして全てのルールを持ち込んで全てが現実とそっくり同じになったとき、この世界はどんな姿に化けるんだろう。
 計算され尽くした矛盾のない世界。いつだったかの酒の席でそんな戯言を話したら、そんなものは作れっこないとそいつは言った。
 わかってるよ。
 現代(リアル)の方が矛盾だらけだもんな。
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