私たちの時代はCOBOLが主流でした | システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

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システムエンジニアの業界の優秀な社員が、フリーランスに転職していくその魅力(年収・やりがい・将来性)についての解説。


私がコンピュータ業界に入った時期は汎用機と呼ばれる大型コンピュータの時代でした。


そのコンピュータに使われる言語はCOBOLが主流です。


COBOLという言語は他の言語に比べて最も人間に近い言語で人間により分かり易く作られた言語です。


人間に近いということはコンピュータからは遠くなっていきます。


言ってる意味がこの業界の人にしかわからないと思いますが、コンピュータから遠いということは他の言語に比べて制約が多くて、できないことがたくさんある言語となります。


たくさんの人員を投入し即戦力になってもらうにはCOBOLのような言語が必要だったわけです。


しかし、今の世代の若い人たちはJAVAやC言語が主流であり、学校でCOBOLを教えることは一切ありません。


そのおかげで私たちの世代は数少ないCOBOL案件の仕事にありつけるわけです。


COBOLが主流だった私たちの世代に先輩たちがアセンブラーの案件にありつけたように。


ということは今の世代の人がJAVAやC言語の仕事にありつけているかもしれませんが、自分たちが40代になった時に、新しい別の言語が主流になっていれば、そのままJAVAやC言語の仕事を続けていくことができるかもしれません。


しかし、もし新しい言語は出て来なくてこのままJAVAやC言語の仕事が主流であった場合、完全に若い人に仕事は持って行かれるでしょう。


そのようにならないために広く多くコネクションを張りめぐらせておく必要があるでしょう。