会期末に衆院の解散がなかったので
総選挙は早くても10月以降ということで
この夏は、野党が急ピッチで候補者を集めています。
正確には、衆議院小選挙区の党支部の長という意味で
現職も入るのですが、現職は衆議院議員という肩書きで名乗るので
「〇〇党〇〇区支部長」というと特に何もなければ次期公認候補予定者になります。
支部長になると活動費が支給されるので
(党によって違うかもしれません)
全くの自力で立候補の準備を進めるのとは
格段に違う動きができます。
衆議院の定数は465人で、小選挙区は289区あります。
2021年の選挙では
自民(189)公明(9)
立民(57)維新(16)国民(6)社民(1)無所属他(10)
でした。
比例で176人ですが、ここを積み上げるには
小選挙区に数多く擁立することが大切です。
公明党のようにほぼ決定したところもあれば
日本維新の会のように毎週発表がある党もあります。
一方、立憲民主党からは離党する人も出てきていて大変そう。
優秀な人は与党自民党から出馬したいけれど新規の枠がなく
今までだったら民主系に行っていたような人材が
今は維新に集まってきているのだそうです。
かといって組織票を持たない日本維新の会が
小選挙区でどれだけ取れるかは、そんなに甘くはないでしょうが
比例で当選する議員が増えるのではないかと思います。
2021年10月の衆院選では
立民が小選挙区57、比例39で91人
維新が小選挙区16、比例25で41人
これが
立民40、30、維新30、40と
同じくらいになったら相当政治が面白いことになりそう。
まぁ立民がそこまで減らすことはないかな。
ただ共産党と組むとわからないですが......
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桑田和子★ライフナビゲーター