最近、人が人を評価することについて考えています。
明らかな解があるものや
数字など評価基準がはっきりしているものとは別に
相手の行動や考えを
マルかバツか?
あるいは点数にするというのが、どうも腑に落ちません。
「それって、主観で左右されますよね?」と思ってしまうのです。
主観はあって良いのですが、そういった曖昧な感覚的なものを評価基準にして点数をつけることが気持ち悪くてたまりません。
感覚的な主観であると双方が理解した上で、それを述べるのは構わないんです。
あたかも客観的な基準のように相手に伝わってしまうことの弊害を感じます。
良い点数でも悪い点数でも、そのような不確かなものによって一喜一憂してしまうのが人間です。
企業の中での評価は、どんなふうに行われているのでしょう。
今は様々な評価法を取り入れている企業もあるのでしょうが
一見客観的なように見えて、かなり基準が曖昧なものも混じっている気がしています。
私は、論理性に関して人間の能力をそんなに信用していません。
むしろ相当に感覚的・感情的なのが人間という生き物だと思うし
だからこそ、多くのイノベーションや芸術も生まれてきたと考えています。
そして同時に
必要以上の争いもそこから生まれているのでしょう。
何が言いたいかというと
人間は自分たちが思っているほど合理的でも論理的でもない
ということです。
感じていることは言えるけれど
公正な評価は本当に難しい(ほとんど不可能)
という前提で、世界を見ていきたいですね。
桑田和子★ライフナビゲーター
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